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つれてきてもらった居酒屋の入口には
【本日貸切につき閉店】
そんな張り紙がしてあって
大学って凄いなぁなんてぼんやり考える
そんなのお構い無しに
カランカラン、と扉の音を立てて堂々と中へ入っていく2人に
私は慌てて着いて行く
お店の席は既に8割くらいが埋まっていて
みんなガヤガヤと席の近い人と話をしていた
男「おー！まる！りょう！久しぶり！」
お店に入るとすぐに声をかけられるふたりは
高校の時から軽音部だったと言っていたから
きっと知り合いが多いのだろう
丸「ひさしぶりやんっ！ほなそこ座ってもええ？」
ちょうど声をかけられた人付近の席が少し空いていて
錦「Aちゃん、あいつらええやつやし、席あそこでもええ？」ｺｿｯ
そう耳打ちで確認してくれるりょうちゃんは
「うん！全然大丈夫！」
多分、自分が人見知りだから気を使ってくれている
錦「なんかあったらすぐゆって、大丈夫やしっ」ﾆｯ
私の高校生活を知ったらびっくりするだろうな(笑)
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作者名：ゆんゆん | 作成日時：2017年11月11日 7時
