検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:22,850 hit

15 ページ15

.





丸「あ、そういえばさ、Aちゃんと姫咲ちゃんはなんのサークル入るん?」






ふと思い出したようにソレを口に出した丸山くんは



もう “大倉くん” については興味ないようだった






姫「んー、私は習い事があるからサークル入れないんだよね」




残念そうに笑った姫咲ちゃんに




丸「うわぁそうなんや...でもやりたいことがあるのはええことやねっ」





ウインクまでもを送りながら、

グッ!と親指を突き出す丸山くん




姫「ふふ、ありがとう」




そんなふたりのやり取りを微笑ましく見ていると




亮「Aちゃんは?」




綺麗な瞳でこちらを伺うような表情の亮ちゃんにそう質問されて





「うーん、まだ決めてないんだよね...何かしたいとは思ってるんだけど」




曖昧に応えた





「亮ちゃん達はなにか決まってるの?」




興味本位で聞いたんだけど




丸「はうっ?!りょ、亮ちゃん?!」





呼び方が変わったことに目ざとく気づいたのは丸山くんで





姫「ふふ、Aちゃんと錦戸くん仲良くなったんだね」




一気に話が逸れそうになる




亮「ちょ丸ええって(笑)」





ランランと目を輝かせている丸山くんを恥ずかしそうに振り切ると





亮「俺らは軽音サークルかな、」



こちらに向き直した亮ちゃんがそう答えてくれた





軽音サークルはこのへんの大学の各校に存在していて

それが集まって、その中で気の合う人達とバンドを組める、という制度があるらしい






亮「高校も俺ら軽音やったしさ〜」




丸「そうそう、続けようと思いまして」




楽しそうにそう話す二人を見て




「みんなやりたいことがあっていいなあ」






つい、羨ましく思ってしまう





.

16→←14



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
372人がお気に入り
設定タグ:大倉忠義 , 関ジャニ∞
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆんゆん | 作成日時:2017年11月11日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。