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あれから3日
大「Aちゃん!またきてもた!( 笑 )」
何回か亮から連絡が入ってたけど
全部、無視してる
「ただよしくん!いらっしゃい」ニコッ
彼に、溺れてしまわないように
自分を見失わないように
大「...なんか、元気ないん?」
こんなことをお客さんに気遣わせてしまうなんて
「そんなことないよっ」ニコッ
失格だな、私
大「そう?ならいいけど...今日亮ちゃんとここで待ち合わせしてんねんけど、まだ来てない?」
キョロキョロと彼の姿をさがすただよしくんのその言葉に
「....あ、」
あれだけ連絡を無視して会うのは気まづい、って思ってる自分と
お店に来ないかなって思っていた自分がいて
大「Aちゃん?」
少し動揺してしまった
「...うん?まだ来てないよ〜!」
いつも通り、いつも通り、そう唱えて、店員の顔へと戻す
「ただよしくん何飲む?いつものところ座ってて!」
大「おっけ!ほんなら、いつものやつ!」ニカッ
「はーい了解!」
二人で来るってことは
なにか仕事の話をするか、プライベートの話をするか、だと思うから
私が相手する必要はないはず
だから
何も無かったように過ごそう、そう心に決めた
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作者名:ゆんゆん | 作成日時:2017年8月25日 20時