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ブラッドリー「ま、俺様に任せとけ。ガキ共も簡単に死なせはしねぇよ。魔女は殺しちまうかもだけどな」
アーサー「そうはならないよう私達も全力を尽くそう」
オズ「……」
全員のモヤを取ることが出来ないまま会議は終了した。何人かはそのまま残ってお茶を飲んでる。
はっきり言って私も不安だ、確かに年長者達よりかは若い魔法使いの方が分け隔てなく仲間として動けると思うが相手は年長の魔女で若い魔法使いからしたら強敵だろう。
晶「…大丈夫かなぁ……」
フィガロ「大丈夫さ、彼らを信じよう」
ミスラ「大丈夫じゃないですよ。あの兄弟は行かせませんからね」
ルチル「もう、大丈夫ですよミスラさん。確かに少し…。ううん、とっても怖いけどきっと大いなる厄災と戦う時はこれ以上に不安で緊張すると思うから今のうちに自分の出来ることを練習しておかないと」
ミスラ「向こうに精霊が居ないんじゃ俺の扉も繋げられないからすぐ助けに行けないんですよ?あぁ…ブラッドリーに任せるの不安だなぁ」
フィガロ「ま、そこは精霊が居なくなる直前の所にアルシムして走ろうか」
晶「それ良いですね。直前の所でアルシムしたままにして扉の外から見守りますか?」
フィガロ「そうしよっか」
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噴水にミチルとリケは腰を下ろし、カイン、シノ、アーサーは正面に立ったり斜めの位置に立ったりして5人が円になるようにして並びこれから行われる任務の為にこれまで出た会議での情報を生理していた。
ミチル「緊張して来ましたね…」
リケ「これも神の使徒とのしての役目です。愚かな罪人には罰を与えなくては」
ミチル「…そうですね」
カイン「にしても何で精霊の居ない土地で魔法が使えたんだ?」
シノ「俺とファウストも操られてる時は魔法が使えた」
アーサー「もしかしたら……」
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別室、ネロ、ブラッドリー、レノックスは今回任務に行く数少ない年長者組として作戦を立てている。
ネロ「何で俺まで…」
ブラッドリー「まぁ、いいじゃねぇかよ。派手にやろうぜ」
レノックス「…やはり若い魔法使い達を連れて行くのは…」
ブラッドリー「そうやって何時まででも過保護だと次の大いなる厄災の時にはガキは全員死んでるだろうよ」
レノックス「…」
ネロ「てかこの任務ブラッドリーだけで事足りるだろ」
ブラッドリー「まぁな」
ネロ「予測不能な地何だからなるべく単独で手練が行くべきだと思うんだけど」
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作者名:荒城の月 | 作成日時:2022年2月16日 23時