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フィガロ「そこで考えた作戦は魔法を使わずにあの魔女を捕らえることだ」
ヒースクリフ「ま、魔法を使わずにですか?」
シャイロック「あの地で我々は魔法を使えませんからね。レノックスを先頭に動ける人でお願いしたいのです」
レノックス「俺は別に構いませんが…、他に誰が行くので?」
スノウ「ブラッドリーとネロと」
ネロ「おいおい…俺がそこに入るのはおかしくねぇか?」
シャイロック「ふふ、バジリスクの時お手並みは拝見していますよ」
ネロ「あれは上がってたからと言うか…」

ブラッドリーは魔法使いの中でも銃という物理的な武器を使うので納得だ。
だが……。

ホワイト「それと若い魔法使い達じゃな」
ルチル「私達もですか?」
ホワイト「さよう」
レノックス「それは危険ではないですか…?カインのような戦えるものならまだしも」
スノウ「我ら年長者は土地から嫌われる可能性がある」
ホワイト「自分達の土地に長くおったから荒れた土地に我らが行くと刺激物になりかねん」
ブラッドリー「なら俺らも無理だろ」
シャイロック「流石に若い子達だけだと何か合った時困るので引率は必要でしょう?」
フィガロ「ブラッドリーは物理攻撃の武器を使うし君ほどの腕前なら遠くからでも狙えるだろ?」
ブラッドリー「脅しか?…まぁ出来るけどよ」

若い魔法使い達がメインの任務。
皆それぞれ納得していないみたいだった。

シノ「俺もやれる。けど、ヒースやミチルみたいな魔法以外で身を守る方法が無い奴らは行かせられない」
ファウスト「僕としてもやはりシノや戦えるカインを含め若者は連れていくべきではない」
シノ「俺は」
ファウスト「見くびってるわけじゃない。君達が使う武器は近距離は免れない人の命を脅かす武器だ。もし、君達が操られた場合命が失われるかも知れないんだぞ」
シノ「……」
晶「あの、耳栓をするのはどうでしょうか」

私の異質な提案に全員が首を傾げる。

晶「会議の時にシャイロックが言っていたようにこういう時に日々の訓練が使えると思うんです。他国同士でも手を組んで訓練したことですし何より今皆で共同生活をしているのでお互いを最初の頃よりは理解出来てると思います」
ファウスト「なら尚更年長者で行った方が戦いでの連携は取れる」
フィガロ「ほんとに?魔法無しで出来ると思う?」
ファウスト「…(皆を見たあと帽子を深く被る)訂正させてくれ」
ムル「ひどーい!でもせいかーい!!」

ムルが正解のプレゼントか花火を打ち上げる。

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作者名:荒城の月 | 作成日時:2022年2月16日 23時

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