まほやく！(妄想)2

キャラの妹だったら(中央の国) ページ39

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大変大変大変お待たせしてすみませんでしたぁぁあ！！！
＿○／|＿ 土下座

(私も魔法使い)
オズ｢何をやっている｣
黒髪に赤い目、オズ兄様に似た表情筋の動かない顔。
双子様に兄様がお世話になって私も時々だが双子様のお城にお邪魔していた。
今は一人暮らしを始めた兄様が子どもを拾ったと言うのでその子と遊んでやってるところだ。
何をやっているのかと尋ねられると私は可愛らしいこの子をギュッと抱きしめてキャッキャッと子ども特有の笑い方をしているこの子をほっぺをすりすりしている。

(私も魔法使い)
アーサー｢大丈夫。何も怖くはないよ｣
アーサーお兄様が中央の国に帰ってきてから生まれた私。
子どもながらでも分かる歓迎と怪訝な目。
母上はさらに気を落とされてしまった。
私はお兄様のように賢明でなければ強くもない。私より酷い目にあったのにお兄様はどうしてこんなにも綺麗な目をして前を向いていられるのだろう。
でも私はそんなお兄様が大好きだ。

(私は魔法使いではない)
カイン｢すまない｣
とても悔しそうなカインにぃ。
前に、北の魔法使いに襲われに兄ちゃんの片目は奪われて、今日は騎士の称号も剥奪された。
どうして兄ちゃんが謝るのだろう。兄ちゃんは何も悪くないじゃないか、死者が出なかったのは兄ちゃんの力だってことはその場にいなかった私でも分かる。
悔しい。悔しい。悔しい。憎い。北の魔法使い、オーエンが憎い。

(私も魔法使い)
リケ｢今日も人間の為に祈りましょう｣
私達は兄妹だ。
一般的な兄妹のあり方は分からないけれど何か違うする気がすると日々悶々としていた。
こっそり建物の隙間から見えた手を繋いでた女性と2人の子ども。
あの女性はあの子どもにとってどのような関係なんだろう。私にはそういう人はいない。
私のこの手は今日も右と左が握り合うのだった。

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