まほやく！(妄想)2

東の国 ページ36

ファウスト｢……え？｣
何か続きがあるのではないかと聞く側に回っていたがミカン！と止められたので普通に困惑してしまう。
アルミ缶の上にミカンがあることがなんなのだろうか。
そう困惑していると賢者が目の前で急に机に突っ伏したので何か選択を間違えたのだろうと分かる。
オヤジギャグだと言うものだと知れたのはいいがそんなに僕はオヤジに思われているのだろうか。

シノ｢俺も思いついた。布団がふっとんだ、どうだ？｣
そう彼はドヤ顔で話に乗ってくれる。
最初は何言ってんだ？って言われたけれど説明すると意外と乗ってきてくれて王道みたいなオヤジギャグを言ってくれたので世界が違っても定番ってあるんだなとどこか感心した。
その後シノがヒースにも教えてやりたいと言うので2人でヒースクリフの部屋にオヤジギャグを披露しに行った。

ヒースクリフ｢えー……と？あ！同じ言葉ですね！｣
最初言われた時は訳が分からなすぎて何かの試験かと思った。ここまで勿体ぶって言ったのだから何か意図が隠されいるのだろうとオヤジギャグを楽しむというよりかはクイズみたいになってしまった。
あってますか？とクイズだと思ってウキウキに聞いてくる彼の綺麗な純粋な目を見てそうだよとしか言えなかった。
後日シノから真相を聞いて恥ずかしそうにしてたのもまたいい。

ネロ｢え？誰が置いたんだろうな｣
純粋にアルミ缶の上にミカンが置いてあるのを見て報告してくれたのだと思った。
あまりにも変化球な返答にえ、置いてませんけどって言ってしまいネロを困惑させてしまう。？？がお互いに浮かびながら徐々に誤解の糸を解いていくと気まづい空気が流れ、ミカンを使ったお菓子をネロが作ってくれた。

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