まほやく！(妄想)2

中央の国 ページ34

オズ｢……そうか｣
理解しようとしてみるが全く分からない。
賢者の元の世界で流行ってるか主流な言葉なのかすら分からないがどう反応すればいいのかすら分からない。絶妙な沈黙。
私もオズも次になんて言葉を放てばいいのか分からない。
とりあえず分からないという空気しかその場には流れず虚しくも私のみかんは過ぎ去っていくのだった。

アーサー｢アルミ缶にあるみかん……？それはどんな意味があるのですか？｣
謙遜せず凄くキラキラした目で聞いてくる。
賢者様の世界の言葉で何か意味をなす言葉なのだろうと興味津々。
え、あ、いや……その……とオヤジギャクの理屈を一から説明するとなるほど！と暫くアーサーと共にオヤジギャク作りに勤しむ。

カイン｢お！凄いな、アルミ缶とあるみかんって同じ言葉になるな｣
意外と気づいてくれる。個人的にカインはこういうネタ好きだと思ってた。んー、じゃあこういうのはどうだ？とポンっと出したオヤジギャクが面白くて笑ってしまい、何故か負けた気分になる。悔しい。
それから日常会話でもたまに私と話す時オヤジギャクを入れ込むようになり、ふいに笑ってしまうからやめて欲しい。

リケ｢何故アルミ缶の上に置く必要があったのですか？｣
根本を崩してくる。なんでだと思う？と何となく聞いてみると殺菌作用とか……？それともみかんが美味しくなることですか？と当てっ子クイズが始まる。
わかりません、答えを教えてくださいと言われ言葉遊びだよと答えると早く言ってください！と少し怒られてしまう。でも、その後は一緒にオヤジギャクを探してくれる。

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