まほやく！(妄想編)

リケ+北の国 ページ47

リケ｢私は誰か1人のものではなく、私も誰か1人の為に愛を告げることはできません｣
最初は包丁を持って入ってきた賢者に驚いたし怖かった。あの、優しい賢者様がどうして…と泣きそうにもなったが神の使徒として賢者を導こう、それが僕の出来ることだからとダメな理由を言ったあと心を込めてお祈りを捧げる。
これが賢者様の本性なのかな…とショックを受けそうだったがすぐ賢者の様子がいつものように戻ってあれ…？と言う賢者に腹を立ててしまう。
リケ｢もう！信じられません、怖かったのに…｣

スノウ｢すまんのう、我はホワイトしか愛さん｣
ホワイト｢すまんのう、我はスノウしか愛せん｣
大人の対応。包丁に全く動じないし怖くもない。賢者が何か呪いにかかっていることだってすぐ分かる。すぐにノスコムニアと唱え賢者にかかった呪いを解く。
私…すみません！！と謝る賢者を微笑ましく思う。
スノウ｢よいよい久々にホワイト以外から愛を告げられて楽しかったしのう｣
ホワイト｢若かりし頃に戻ったみたいじゃった！｣
ハードな若かりし頃だったんですね…。

ミスラ｢俺はあなたのものになりませんよ、賢者様が俺のものになるならいいですけど。それと俺に愛を捧げるなら先に○なないでくださいね？｣
裏切ったら許しませんから。と更に上の束縛で返してくる。でも、呪いにかかった賢者は嬉しくて包丁を投げ捨てミスラに抱きついた。ミスラは、はぁ…とされるがままだったが振りほどきもしなかった。
ペイっと呪いを解くと賢者の思考が自分の胸の中で停止している様子を見て笑ってしまう。
ミスラ｢それでさっき言った俺を愛してるって言うのは本当なんですか？｣

オーエン｢は？何言ってんの。きも｣
突然部屋に入ってきて突然何言い出してるのか理解出来ずとりあえず素直に言葉を発する。
酷い！こんなに愛してるのに！と続ける賢者が面倒で部屋から追い出す。オーエン！オーエン！！とドアを叩く賢者に対して返答はしない。しばらく経って賢者の声がしなくなってからドアを開けてみると賢者が綺麗な土下座をしている為思わずニヤッとしてしまう。
オーエン｢可哀想な賢者様。こんな僕に愛を捧げちゃうなんてね。僕からも愛をあげようか？とびっきりの痛みと一緒に｣

ブラッドリー次へ続く。

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