まほやく！(妄想編)

事故って床ドンしてしまったら ページ41

賢者「キャッ！！！」

階段を降りている最中寝不足からか足下が疎かになり踏み外してしまう。
運がいいのか悪いのか丁度魔法使いが階段の前を横切っていた。

中央の国

オズ「大事無いか、賢者」
オズにぶつかる寸前で呪文も唱えずに賢者を浮かして動きを止める。
フワフワと賢者を床に降ろすとあ、ありがとうございますと胸を抑えてる賢者に寝れてないのか？と隈を見て言う。
大丈夫ですよ、とはぐらかそうとする賢者にヴォクスノクと唱えて無理やり寝かせてフィガロの元へ持っていく。

アーサー「け、賢者様！？大丈夫ですか！！！」
見事にアーサーを下敷きにしてしまう。
だ、大丈夫です…と少しだけ起き上がり賢者がアーサーを跨っている状態に。
でも、そんな状況に照れるわけでもなくただ階段のから落ちてきた賢者が心配。
そして見上げる賢者の顔には濃い隈。
今日の業務はお休みになられたらどうですかと提案され断ると後で珈琲を持ってきてくれる。

カイン「え！？(倒れると同時に賢者が見える)まさか落ちたのか！？」
その問にあはは…としか言えない賢者。
賢者の安否を確認するため立ち上がろうとするが普段上からしか見ない賢者に見下ろされてることに少しドキドキもしながら賢者の目の下の隈が気になる。
スッと賢者の頬に手を当てて眠れてないのか？と聞いてくる。
大丈夫ですよと応えるとダメだ。寝ないと育たないぞ？と言われ部屋まで連行される。

リケ「だ、大丈夫ですか、賢者様！」
最初はリケも倒れた衝撃でいったぁ…と目を瞑っていたが目を開くと目の前には賢者。
さっきまでの記憶が正しければ賢者は階段から落ちてきた。
私は大丈夫です、リケは大丈夫ですか？と聞かれるので大丈夫です。と答えるが賢者は大丈夫そうにない。
目の下がミスラみたいになってるからだ。
眠れないのですか…？と賢者に聞くが大丈夫だよと言われそそくさと賢者は起き上がってどこかへ行ってしまう。

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