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アーサー)あぁ。叔父上には後で私から言っておこう
カイン)ドラモンドにする言い訳も手伝ってくれると助かる
アーサー)わかった
リケ)がんばってください！
ヒースクリフ)なにされるか分からないから慎重にね
カイン)あぁ
昌)カイン……
カイン)大丈夫だ。行ってくる
カインは賢者様の頭をなでた後、そのまま場内へとジャンプして降り立つ。
場内には二人の騎士が向かい合っていた。
カイン)確認だが、魔法は無しだよな？
赤)そっちの不満がなければルールは今までと全く同じでいい
カイン)いいのか？そっちの方が不利だろ
赤)この剣術にプライドを持ってるからな。それに…何年騎士やってると思ってる？
カイン)悪い悪い。挑発したつもりだった
赤)ははっ！最高だよ、お前
赤は剣を構える。
カインも剣を鞘から抜いて見えない赤を捉えようと神経を研ぎ澄ます。
両者、見つめ合う。
どちらが仕掛けるのか探り合っているのか動く気配はない。
見ているこっちが緊張するほど切り詰めた空気に息が詰まる。
昌)なんで動かないの？
フィガロ)相手を知るためにはまず来てもらわないといけないからね。賢者様もいつか分かるさ
レノックス)なに言ってるんですか？
そんな腑抜けた言葉の直後に観客が湧いた。
会場を再び見ると、二人の剣が重なり合っている。
仕掛けたのは赤の方で、カインが攻撃を防いでいた。
赤)俺は、北の国で父親に殺されかけた後、命をかけて逃げた。命かながら逃げた先は主人の屋敷だったよ
カインが大きく剣を横に振って赤を薙ぎ払う。
赤)だが、主人は魔法使いが嫌いでな、ずーっと剣を学び続けた。魔法なんて、そう思っていた。そうしたらあの坊やが俺に勇気をくれたんだ。魔法使いを楽しめって
赤はシノを見る。
カイン)思い出話がしたいのか？
赤)まぁ、最後まで聞けよ。今の話だと前の戦いは辻褄が合わなくなるだろ？俺は魔法を使っていた
カイン)そうだな
赤)忘れるんだよ。騎士だった頃の自分を
続けて赤が攻撃をしてくる。
意味が分からない。
自分を忘れて魔法を使う？
赤)逆もある。存在しない記憶を作ることによって強くなるんだ。それをアルテミスへかけていた
カイン)その記憶がどうとかっていうのがお前の魔法か？
赤)どう思う？俺はさっき魔法を使わないと言ったのは本当か。信じられるか？今お前は俺の魔法の中かも知れないぜ
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ゆう(プロフ) - 書きたい時に書いていただいていいのですよ！それは投稿主様の自由なので！ (4月13日 18時) (
レス) @page36 id: b2afedd668 (このIDを非表示/違反報告)
荒城の月(プロフ) - ゆうさん» 書きたい時に書いてるためお待たせしてすみません💧ゆうさんのコメントのおかげでやる気が満ちます、ありがとうございます！ (4月12日 23時) (レス) id: 8dd7bc53b1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 最近投稿頻度高くて嬉しいです！続きお待ちしてます☺️ (4月11日 21時) (レス) @page34 id: b2afedd668 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 更新待ってました！続きお待ちしてます。 (10月2日 22時) (レス) @page3 id: b2afedd668 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：荒城の月 | 作成日時：2023年9月7日 20時
