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ルチル)あ。あの人では無いですか？
黒い髪に赤色の瞳。
自分より頭1つでかい巨漢を開始早々倒した青年。
姿のシルエットは赤と近いが、そんな単純な化け方をするだろうか。
ルチル)こんにちは！先程の試合見てました。とてもお強いんですね
青年は赤い瞳で俺らを見る。
レノに抱っこされている晶をまじまじと見つめた。
赤い瞳の青年)賢者の魔法使いは子守りまでするのか
フィガロ)この子達の親戚の子でね。さっきまで遊んでたんだ。ね？ミチル
ミチル)は、はい！
赤い瞳の青年)それで、俺になんの様だ？
フィガロ)用ってほどでもないよ。ただ凄かったなって話に来ただけ
赤い瞳の青年)あなた様が？
フィガロ先生は微笑んだまま露骨に眉をひそめる。
ミチル)様……？
レノックス)どこかで勘違いが生まれているのかも知れないな。まぁ、様と言いたくなるのは分かるが……
ルチル)フィガロ先生凄腕のお医者様ですもんね！
フィガロ)そこまで言われると照れるなぁ
情けない顔をしながらフィガロ先生は青年に「黙れ」と目で命令をする。
言いふらしたところで負けるのは青年の方だ。
それを青年も分かっているのでこれ以上なにも言わないようだった。
赤い瞳の青年)はぁ、なんの探りだ？身に覚えが俺にはない。変に仲良しごっこで来られる方が面倒だ
ルチル)……すみません。では素直にお聞きしますね。あなたは赤ですか？
赤い瞳の青年)赤？
レノックス)赤っていう魔法使いを探しているんだ
赤い瞳の青年)……知らない！
青年は逃げるように俺達から背を向ける。
ミチル)待ってください！なにか知ってるのなら教えてください、僕達困ってるんです！
赤い瞳の青年)拷問されたって言うものか！あいつは……あいつは！
下を向いて表情は伺えないが、青年は自分の肩を掴み震える。
これは恐怖だな。
フィガロ)俺達は赤を倒したいと思ってる。俺達に預けてみない？君の気持ち
赤い瞳の青年)言うもんか！
青年はそのまま箒を出して飛んで行こうとするので腕を掴んで止める。
フィガロ)待って！！
赤い瞳の青年)離せ！！
青年は俺の手を振り解いて飛んでいく。
レノックス)あの様子だと戻っては来ないでしょうね
フィガロ)だろうね。ま、物は手に入れたしいつでも追える
俺は手の中にあるボタンを確認する。
ミチル)今の一瞬で取ったんですか？
フィガロ)取れちゃったんだよ
ルチル)戻ってきたらお返ししないと…
レノックス)そろそろ戻ろう
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ゆう(プロフ) - 書きたい時に書いていただいていいのですよ！それは投稿主様の自由なので！ (4月13日 18時) (
レス) @page36 id: b2afedd668 (このIDを非表示/違反報告)
荒城の月(プロフ) - ゆうさん» 書きたい時に書いてるためお待たせしてすみません💧ゆうさんのコメントのおかげでやる気が満ちます、ありがとうございます！ (4月12日 23時) (レス) id: 8dd7bc53b1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 最近投稿頻度高くて嬉しいです！続きお待ちしてます☺️ (4月11日 21時) (レス) @page34 id: b2afedd668 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 更新待ってました！続きお待ちしてます。 (10月2日 22時) (レス) @page3 id: b2afedd668 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：荒城の月 | 作成日時：2023年9月7日 20時
