魔法使いの約束(その後)2 (ページ46)

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謝罪廻り2 ページ46

シャイロック「それではこの事をこれから回る人にも伝えてくださると助かります。きっと先生方にはもう済まされているでしょうから私から話しておきます」
晶「ありがとう」
シャイロック「それでは行ってらっしゃい」
晶、ルチル「行ってきます！」

いろいろ食堂であったけどとりあえずは気にしない方向で考えた。
私達は次行く人を決めるため歩きながら考えていた。

晶「あとはリケとヒースクリフ、クロエ、ラスティカ、ムルだね」
ルチル「ではリケのところへ行きましょう」
晶「そうだね」

私達はリケの部屋へと向かった。

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リケ「許します、僕は寛大ですから」
晶「ありがとう、リケ」
ルチル「ありがとう」
リケ「……でも、怖かったです。賢者様とルチルが沈んで行く時どうしようもなかったから。僕の力ではビクともしなかった」
晶「……」
リケ「もっと強くなりたいです」
晶「うん、一緒に頑張ろう」
リケ「はい、それと緊急事態のことに関しては賛成です。それで上手くいくのであれば」

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ムル「凄く怒ってる！」

私達はリケの部屋を後にしてムルの部屋に来ていた。
謝ったら珍しくムルが怒っていると明言したので少し驚いた。

晶「お、怒ってる……？」
ムル「うん！怒ってるよ。……って言ったらドキッとする？」
ルチル「え、嘘ですか？」
ムル「嘘じゃないけど嘘だよ」
晶、ルチル「？？？」
ムル「今回の作戦の緩さに俺は怒ってる！相手の居場所が分かるからってあんな突っ込み方したらボロが出るに決まってるからね！でも、楽しかったけど」
晶「その事で相談があるんだけど。緊急事態の際は国事じゃなくて適材適所に振り分けた人材でチームを作らない？」
ムル「んー、半分賛成で半分反対」
ルチル「というと？」
ムル「確かに国事で動けば苦手なことがあった時他に回ってもらった方がいい場面もあるけど1番連携が取れるのは同じ国同士。中央と南の人たちを一緒にするのにも反発が出来そうなのにそんな上手くいくのかな？」
ルチル「反発……」
ムル「ま、楽しそうだし俺はやっぱ賛成で！」

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クロエ「あわわ……！気にしないで2人とも！」
ラスティカ「どうか顔をあげてください」

ムルのあとラスティカの部屋へ行くとクロエも居たので私達は2人に謝った。

クロエ「俺こそごめんね、もっと強ければ2人を守れたのに」