10 ページ46
ラスティカ「賢者様」
下を向いていた私をラスティカが優しい声で目の前で膝をついていた。
晶「ラスティカ……」
ラスティカの服は露出がとてもすくないが少し見える手袋のない手首、首、顔に蛇の尾が巻きついている。
ラスティカ「賢者様のせいではありませんよ。僕もよく色んなものを持ち帰ってクロエに怒られています」
晶「……」
ラスティカ「気を落とされないで。僕は今この状況がとても楽しいです。滅多にない機会ですから。大丈夫、僕達を信じて」
シャイロック「例え闇堕ちしても私達は私達ですよ」
ムル「じゃあさ!これが終わったら賢者様は今呪いが受けてる人達の言うことをなんでも1日聞く!っていうのはどう?」
シャイロック「いいですね」
ラスティカ「面白そうです」
ファウスト「……ま、悪くないな」
スノウ「どんなことをお願いしようかのう」
レノックス「……」
晶「……わかりました!なんでも1日言うこと聞きます!なので…どうか無事で」
ミスラ「いいなぁ、俺も呪いにかかってれば賢者様独り占め出来たのか。今から呪い貰いに行ってこようかな」
オーエン「僕も貰いに行ってこようかな。なんでもしていいんでしょう?」
晶「受け付け終了」
ブラッドリー「お前らが敵に回ったら収集付かなくなるだろうが」
ファウスト「ヒース、シノ」
ヒースクリフ「は、はい」
シノ「なんだ」
ファウスト「出来ることだけの事はする。たまがもし敵になってしまったら僕は手加減をしなくなる。殺す気で僕を止めてくれ」
ヒースクリフ「……はいっ!」
シノ「ふふん、ついに本気のファウストと戦えるのか」
ネロ「俺には言ってくれないのか?」
ファウスト「君は言わなくてもそうしてくれるだろう?」
ネロ「……まぁね」
レノックス「俺はみんなを傷つけたくない」
ルチル「いいですよ、傷ついても。それと同じようにレノさんも傷ついているんですから…」
ミチル「僕達仲間……家族でしょう?見放したりしません!」
フィガロ「任せてレノ。呪い発動するまでに解けるよう頑張るから」
レノックス「ありがとうございます」
クロエ「嫌だ……俺、ラスティカと戦いたくない」
ラスティカ「大丈夫、僕は何があってもクロエを傷つけないよ。約束する」
クロエ「ラスティカ……」
シャイロック「他の国と比べて西は半分が呪いにかかってしまいたしたね。他の国と協力しながら私達を助けてくれますか?」
ムル「うん!ワクワクするね!」
49人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:荒城の月 | 作成日時:2021年2月17日 19時