魔法使いの約束(その後)

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シャイロック「楽しくなりそうですね」

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フィガロ「終了ー！」
西、中央の魔法使い「……え？」
オズ「何故だフィガロ。制限時間はまだある」
フィガロ「オズ。ルールは何だった？」
オズ「警察は泥棒を捕まえる」
フィガロ「他には？」
オズ「檻に入れる」
フィガロ「うん、他には？」
オズ「泥棒チームは賢者を連れ…………。。。」
ムル「あ」

ネロに抱えられた私は心臓が止まっていた。
ネロが子犬になったことで抱える人が誰もいない。
地面に倒れている。

ネロ「ワンワン！！！ワン！(賢者さん！！！賢者さん！)」

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その後フィガロの蘇生により私の心臓はどうにか動いた。
フィガロが医者で本当に助かった。

フィガロ「よかったね、賢者様。俺が医者で」
晶「ありがとうございます……」
フィガロ「あと、オズの雷が殺す気じゃなくてよかったよ。シノやヒースクリフも居たから手加減したんだろう」
晶「結構やばかったけどね？？？」
ミチル「大丈夫ですか？賢者様」
晶「どうにか大丈夫かな……」
オズ「……賢者よ、すまなかった」
晶「美味しいもので手を打ちます」
オズ「……分かった」
ルチル「今日はもう訓練終わりにしましょう。みんな疲れてるだろうし賢者様の負担がとても大きいです」
フィガロ「そうだね」
晶「まっ、私まだ大丈夫だから！元気が取り柄だから！」
レノックス「賢者様……。また無理をしようとしてます」
ホワイト「あー！我休みたいなぁもう、クタクタじゃ」
スノウ「我も！賢者ちゃんの都合は分からんけど我ら疲れたなー！」
カイン「！俺も疲れたー！今日はこれくらいにしとこうぜ晶」
晶「……うん、そうしようか」
ミスラ「人間は貧弱で不便そうです」
ファウスト「実際僕も疲れた」
ヒースクリフ「オズ様の雷俺も心臓止まるかと思った……。ネロが守ってくれなきゃやばかったかも」
ネロ「完全には守れなかったけどな。ヒースも賢者さんも」
シノ「凄かった。俺もあんな強い魔法使えるようになりたい」
フィガロ「さ、皆解散解散。賢者様をゆっくりさせてあげよう」

次々と魔法使い達が「お大事に」だったり声をかけてくれた後部屋を出ていく。

晶(あれが手加減なら本気だしたら私灰になってるな……。北の魔法使い達はそれをいつもくらってるのか……。)

世界最強を目の当たりにし体験したことで改めて凄いなと思った。
とりあえず私も疲れたので今日は休もう。

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