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ムル「あ!火が上がったよ!」
その一言でリケが杖を取り出す。
ミスラ「!その杖」
リケ「『ヴォクスノク』!」
その言葉の直後東と北の魔法使い全員に雷が落ちる。
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ブラッドリー「ぐぅぁあ!?!」
ヒースクリフは声をあげる前に倒れる。
ブラッドリーも倒れそうになるが膝をつき目の前のオズを見る。
ブラッドリー「っ、な、んでだっ……?魔法使う素振り……。ぉまえ誰だ!」
オズ「油断してるから取られるんだぞ……いつもそうブラッドリーは言ってるのに油断しましたね。次お菓子取らせません」
ブラッドリー「……リケか」
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オーエン「っああがぁ!」
スノウ、ホワイト「ぅぁぁあ!!」
2人は雷をくらっても尚どうにか立っていた。
雨の効果もありオーエンは木に手をつかないと立ってられない。
スノウとホワイトは2人で肩を支え合っていた。
オーエン「っ、誰だよお前」
オズ「あー、やっぱり騙し討ちって俺好きじゃないな……。ごめん、3人とも。3人で合ってるか?オーエンは見えるんだが……2人は声しかしないからさ」
オズは困った表情で人差し指で顔をかく。
オーエン「最……低」
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ファウスト「!?ぅがぁ!!!」
ミスラ「ぅぐぁぁ!!あんた!オズか!!!」
リケ「今だ。クロエ」
クロエ「うん!『スイスピシーボ・ヴォイティンゴーク』!」
クロエが呪文を唱えるとファウストとミスラが死んだように動かなくなる。
しかし、ミスラはすぐに起き上がった。
クロエ「え!?」
ミスラ「あんた、ぐらいの……魔法使い。弱ってても石に出来ますよ」
ミスラが魔法道具の髑髏を取り出す。
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シノ、ネロ「!?ぅがぁ!!!ぁあ!!」
オズ「『アモレスト・ヴィエッセ』」
2人が雷に打たれてすぐオズ……ラスティカは2人を子犬にする。
アーサー「やったな!ラスティカ!」
オズ「はい、やはりオズ様の魔法は強力ですね。一瞬で倒してしまわれるのだから」
アーサー「あぁ、オズ様はお強いからな」
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時を遡ること作戦会議。
ラスティカ「僕が何人かオズ様に変化させますのでシャイロックの魔法を雨にして魔力を感知させにくくしてオズ様が一斉攻撃なんてどうでしょう」
ムル「最高!」
シャイロック「感覚を酔わせる雨はどうですか?」
クロエ「いいね!」
カイン(西の奴らはえげつないな……)
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作者名:荒城の月 | 作成日時:2021年2月17日 19時