6 ページ29
ミスラ「!ルチルが!」
レノックス「?ルチル?」
ミスラ「邪魔です。退いてください」
ミスラがふぅーっとレノックスの顔に息を吹きかける。
その息は小さな吹雪みたいになりレノックスの視界を奪う。
ミスラ「『アルシム』」
ミスラは扉を出現させ扉の中へと入っていく。
ミチル「レノさん!」
レノックス「大丈夫だ。次の場所へ移ろう」
ミチル「はい!」
━━━━━━━━━━━━
ミスラ「ルチル!」
ミスラは倒れてるルチルを見つける。
ルチルは先程の木の衝突で気絶していた。
ミスラ「……よかった、生きてる。……オズ、あんたがやったんですか」
オズ「あぁ」
アーサー「オズ様だけではない!私もルチルを気絶させてしまった……」
オズ「アーサー黙ってなさい」
ミスラ「なら2人まとめて石にします」
━━━━━━━━━━━━━
スノウ「なんの魔法陣じゃ……?」
ファウスト「今回泥棒の弱点はこの団体行動において致命的な弱点だ」
スノウ「協調性の無さかのう」
ファウスト「そうだ。だからそれを利用した」
スノウ「仲間割れを狙う魔法……?」
ファウスト「いや、怒りを増幅させただけさ」
━━━━━━━━━━━━
オーエン「あぁ、もう!ほんと騎士様役立つだなぁ!どうして今の魔法避けれないわけ?」
カイン「そんなに怒らなくてもいいだろ!」
オーエンがカインを攻撃する。
カイン「なんで俺を狙うんだ!」
オーエン「邪魔だから先に始末してあげるよ」
カイン「お前、そういうところだそ!」
オーエン「うるさい」
━━━━━━━━━━━
ミスラ「オズ、あなたを今日石にします」
オズ「やってみろ、若造」
アーサー「オズ様!ミスラ!仲間同士で争わないでください!」
リケ「なんて汚れているのでしょう……。穢らわしいです」
フィガロ「『ポッシデオ』」
アーサー、リケ「!」
オズ「フィガロ」
フィガロ「ホワイト様、アーサー、リケ。3人檻の中だ。目を離したなオズ」
オズ「……」
ミスラ「フィガ……」
ネロ「見つけた!行くぜフィガロ!!」
フィガロ「うん」
ネロが木の間から通り抜けていく。
その後ろからブラッドリーが現れる。
ヒースクリフ「こっちもいけるよ!」
そして別方向からもヒースクリフとシノがやって来て喧嘩をしながら向かってくるオーエンとカインが来る。
シノ「気づかなかったか?全員森の中で戦っていたことに」
フィガロ「『ポッシデオ』」
その場にいた全員フィガロが出現させた檻の中に捕まってしまった。
49人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:荒城の月 | 作成日時:2021年2月17日 19時