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ミスラが呪文を唱えると目の前に扉が現れ扉の向こうにはオズが立っていた。
スノウ、ホワイト「『ノスコムニア』」
スノウとホワイトが呪文を唱えると扉を通り炎をが放たれる。
オズは軽々しく避け森の中へと箒を使って入っていく。
ムル「賢者様居なかったね」
シャイロック「てっきりオズが賢者様の近くにいると思いましたが…」
スノウ「とりあえず我らはオズを捕まえに行くとするかのう」
ホワイト「楽しみじゃのう、こうしてオズを追いかけるのは久々じゃ」
スノウとホワイトは扉の中へ入っていく。
ラスティカ「さて、僕達も……」
ルチル「私に追いつけますかー?」
上空から声がし一同が上を見る。
そこには箒に跨ったルチルが居た。
シャイロック「ルチルのスピードに追いつくのは少々難しいですね」
ミスラ「俺が行ってきますよ」
ムル「俺も行く!」
シャイロック「そうですね、厄介な人は早く片付けた方が良さそうです」
ルチルが猛スピードで逃げ、その後をミスラとムルが箒に乗り追いかける。
オーエン「残り見つかってないのは」
クロエ「フィガロ、ミチル、レノックス、カイン、アーサー、リケかな」
ラスティカ「賢者様の行方も分かってないね」
シャイロック「ブラッドリー」
ブラッドリー「あぁ『アドノポテンスム』」
シャイロック「『インヴィーベル』」
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スノウ、ホワイト「待て待てー!」
スノウ、ホワイトは森の中を逃げるオズを追っていた。
スノウ(ふむ、これは我ら誘い込まれておるな)
ホワイト(逃げるばかりで攻撃をしてこん。もしや……)
突然オズが直角に上と飛ぶ。
オズが直角に飛ぶことによって隠れていた前が見えるようになりある人影が目の前にあらわれる。
フィガロ「『ポッシデオ』」
真っ直ぐ自分へ向かってくる双子に向けてフィガロは突風を向ける。
正面からいきなり風が吹いてきたことにより2人はバランスを崩して箒から投げ落とされたが綺麗に地面へと着地した。
スノウ「ほう、我らが戦うことになるとは」
ホワイト「いい感じに誘い込まれてしまったのう」
フィガロ「こんな上手くいくとは思いませんでしたよ。気づいてましたよね?」
スノウ「遊び心も大切じゃ」
ホワイト「てっきりフィガロちゃんが賢者ちゃんを持っておると思うたがフィガロちゃんも持っておらんとは……」
フィガロ「いいですね、この感じ。反抗期みたいです」
スノウ「悪い子達じゃのう」
ホワイト「悪い子達には仕置が必要じゃのう」
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作者名:荒城の月 | 作成日時:2021年2月17日 19時