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きっと私が急に泣き出してびっくりしたのだろうか3人の動きが止まる。
晶「久々にラーメン食べれて！じがもごんな美味じいラーメン食べたごどながっだのに！！」
ホワイト「よーしよし賢者ちゃん！落ち着いて」
ホワイトが私の頭を撫でてくれた。
スノウはオズとフィガロを呼んできた。
オズとフィガロの手には魔法道具が既に握られている。
しばらくして私は泣き止んだ。
晶「ごめんなさい…取り乱しちゃって」
スノウ「すまんのう、この子らわんぱく盛りじゃから」
ホワイト「代わりに北の魔法使い達で賢者のしたいことを叶えてやろうぞ」
オーエン「なんで僕らも…」
スノウ「オーエンは追加のお仕置きが必要かのう？」
晶「したいこと……」
私は考えた。
昔やってみたかったことは沢山ある。
例えばおままごととか、でも北の魔法使いとおままごとをしても……ちょっと見てみたいけど後が怖いからやめておく。
そういえば……
晶「北の国って雪が凄いんだよね？」
ブラッドリー「人間は死ぬな」
晶「私雪合戦がしたいです」
北の魔法使い達「雪合戦？」
晶「うん、雪を固めて相手に投げる遊び」
ミスラ「それの何が楽しいんですか？」
晶「雪が当たった人は負け。だから勝敗がつくの」
スノウ「なるほどのう」
ホワイト「つまりは1番があるわけじゃ」
1番と言う言葉に魔法使い達が反応する。
オーエン「へぇ、面白そうだね」
ブラッドリー「雪で勝負するなんて考えたことなかったな」
ミスラ「ま、俺が1番ですけどね」
そういうことになり私達は北の国へ行き雪合戦をすることになった。
スノウとホワイトに私が凍え死なないように魔法をかけてもらう。
晶「ルールは魔法の使用禁止、当たったら正直に言うこと。当たったのに当たったって言わない人は魔法舎の中で誰よりも弱いと判断する。以上」
スノウ「楽しみじゃのう」
晶「それでは1分後開始！」
私達は1分間でそれぞれ準備を始めた。
余談だが雪玉を魔法使わず作ってる北の魔法使い達がなんだか分からないけど感動した。
そして、1分後……
なんと開始と同時にブラッドリーがオーエンに雪玉を当てていた。
オーエン「なっ」
ブラッドリー「狙撃手舐めんな」
オーエン「ﾁｯ調子乗るなよ」
ブラッドリーは次にスノウとホワイトに雪玉を当てる。
スノウ「ひゃっ！」
ホワイト「当たってしもうた……」
ブラッドリー「日頃の恨みだ」
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作者名：荒城の月 | 作成日時：2021年2月17日 19時
