【魔主役】toys are in the box 【d!】 (ページ31)

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Vol.5ノ1 ページ31

シュタッ

「はぁ…
話が違うよペイント兄さん」

「お前にピッタリの師団って言うから
どんなもんかと思って来てみたら…」

「まさかこんな無法者集団だとは……！」

「だっ…誰！？」
『ロボロ！！』

『いつから居たん？』

「Aと一緒に入ってきたんやで？」

『え』

『……ストーカー…？』
「な訳あるか！！！」

「ホンマにペイント兄さんは何を思って
こんな師団を…」

「ん？」

「どうしたボク」
「お母さんとはぐれたか？」

『ﾌﾞﾌｫwwwwww』

『ｱｰｰﾊｯﾊｯwww
ﾋｰｰｰwww
ｼﾇwwwwww』ダンダンダン

「いや誰が子どもやねーーーん!!!!!」

「俺の名前はロボロ！
ペイント兄さんの紹介で我々師団に
見学に来ました
よろしく！」

「ペイントって…」

「あー思い出した！
あのデカい声の人か」

「確かにあのクソデカボイスは
ペイントさんの系譜を感じる…
なんなら幼なじみのAさんも」

『？
わし声大きい？』

「笑うと声大きいですよ」

『そなんや』

「いやーなんか頭撫でやすい高さやなお前」

ガッ

「えっ」
『あ』

フッ…

ズダン!!!

「…いやーあんさん
ずいぶん撫でやすい位置に頭が
ありますなぁ」

「……ふ、ふーーん？
少しはやるじゃねーか」

「だがしかし…」

大先生は四天王でも1番最弱…

ちびっ子ごともに負けるとは我々師団の面汚しよ…!

「野郎どもかかれ！！！」

うぉぉぉぉぉぉ！！！！！

『え、えぇ？』

『い、いけー！！！』

ロボロに勝てるとは思えんなぁ

チビの癖に

よく食べるし
(残飯処理としてよく晩御飯に誘う)

力あるし
(重いもの運んでもらってる)

ピアノも弾ける
(一緒に弾いたことがある)

その事がわかるともう手のひら返しするのが

我々師団である

「ようこそ
我々師団へ」

「いや入りませんけど!???」

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