【魔主役】toys are in the box 【d!】 (ページ14)

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Vol.2ノ4 ページ14

「さっそく練習しようぜ！！」

「「「『おーー！！！』」」」

「一発目いくぞ大先生ー！」

「最初は優しくな！
可憐なお花のように繊細やねんから僕」

「あそれと本番の時はボール全部僕に
回すんやぞ！そしたら僕が得点王…」

ギュオッ

「ぐえぇぇえええ」ザザザザ…

「だーれがお前に花持たせてやるかボケ」

「処刑玉砲でも俺が1番目立ったるわ!!!」

『すげー！！！』
「ギュオッて音したぞギュオッて！！」
「風使いのシャオや…！！」

「そ、そやったあいつ…
昔から少年魔球チーム入っとって
肩バリ強いねん…」

『次わし投げてええ？』
「ええで〜」

「さーて2発目」

『スパルタ特訓いくぜー！！！』

ギュルルルル

「ギャアアアアー！！！！！」

パシィッ

「ゾム！！」
「『ﾁｯ』」

「取ったぞ大先生ー！！」

「全部お前に渡せばええんやな！！」

「ほらよ受け取れェ！！」

「お前…ほんとは優しい子やねんな…！」

ジ

ズドーーーン

「ｷﾞｬｰ」
『ｼﾇｯ!!!!』

「普通のボールじゃおもんないから
すり替えといわ」

「絶対やると思ったわ…」

ルール違反やぞ！！！！

『大丈夫そー？生きてるー？ウツー？』

「こ…こんなはずでは…」

『生きてたわ』

「まぁまぁ…無理して不慣れなこと
せんでもええやん」

「シャオちゃん…」

「俺はたとえ大先生が1でも大好きやで☆」

「うええええぇん
嫌いだああああああ」

『wwwwwww』

『あいつ大丈夫なん？w』

「あー心配せんでええよ」

「あいつやると決めたらやる男やから」

「伊達に大先生なんて大層なあだ名ついてへんよ」

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