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「そういえば、噂で聞いてたんですけど、超特急のマネージャーさんって私と同い年ってほんとですか？」
「『え……』」
「そんなことまで広まってんの！？」
「マジか……ネットって怖いな。」
「でも、同い年ってことは高卒？ですよね？」
「まぁ、年代的にはね。でも、あいつ、高校中退したんだよね。」
そーなんだ！？てか、さっきから昌暉とたくちゃんが黙っている。どうしたんだろ？
「どうかした？」
「え、あ……ううん。大丈夫。」
「そう？」
それならいいけど……なんか違和感を覚える。今日、占い１位だったんだよね。「出会いがある。派手にでなければ吉。」だって。だから……今日は何か起こるはず。
「あ、ねぇ、マネージャー来るってー。」
「『は？』」
また、昌暉とたくちゃんが反応したし……
「マネージャーさんと私を会わせたくなかったりする訳？」
それ以外考えられない。
「そ、そんな訳ない！！」
「ふーん？じゃあ、なんでそんなに焦ってるの？」
「それは……っ！！」
「昌暉、言っちゃいなよ？楽になるわよ？」
「っ……ダメだ。言えない！！」
「ったく……痴話ゲンカはやめろよ。」
「『違います／う！！』」
「はは、ぴったり。てか、マネージャー来たよ？」
来た！？どんな人だろ？
「来ました。え……」
開いたドアの向こう側にいたのは……
「嘘、でしょ？桜井くん……！？」
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作者名：ゆいこっこ | 作成日時：2016年8月29日 8時
