目黒＆渡辺＆阿部 ページ7
目黒side
3人で1時間くらいババ抜きとかやってて 笑
普段なら,そういうの無理なんだけど
目の前に翔太くんが居て,目を合わせてくれて
ニコニコしてくれてたら,何時間だって
ババ抜き出来るじゃん?
気づいたら,結構時間経っててｰ
阿部ちゃんはあまり面白くなかったんだろうね
「ねぇ,そろそろ辞めない?」
って言わせちゃった
俺は翔太くんの事しか頭になかったから
阿部ちゃんの事なんて忘れてた
阿部ちゃんごめんね,｡
「しょっぴー」
「んｰ?」
「ベッドさ,1個しか無いよね?どする?」
「あ,ほんとだ 阿部ちゃんどする?」
阿部ちゃんに聞くんだね〜
俺じゃなくて
まぁ,阿部ちゃんの方が頭良いから
当たり前なんだけど 笑
「ん〜…翔太ベッドで寝ていｰよ?」
「阿部ちゃんはどうするの?」
「俺とめめはソファーにでも寝とくから〜」
まぁね,一緒に寝れるとか思ってないから
翔太くんにはぐっすり寝て欲しいな
「うん,阿部ちゃんとその辺に寝とくよ〜」
「それは何か申し訳ない…」
「いや,全然いいよぉ?」
「ん〜… え〜っと…」
いいって言ってるのに
悩んでる翔太くん可愛すぎない?
阿部ちゃん居なかったら俺やばかったわ 笑
「あ!」
そう言って翔太くんはどっかに行って
何かを持って戻ってきた
「翔太それ敷布団?」
「うん!」
「しょっぴーそれ、どうすんの?」
「これ床に敷いて,3人で寝よ!」
「え?」
「折角2人来てくれたから1人で寝たくない」
何それ,可愛すぎない??
え,好き
「しょっぴーいいの?」
「うんっ!」
寝る場所は
阿部ちゃん─俺─翔太くん
って感じかな
布団が2枚しかなくて,めっちゃ距離近い…
けど,阿部ちゃん居るから大丈夫!
阿部ちゃんの方向いて寝よ 笑
「じゃあ電気消すね?」
「翔太ありがと!」
「しょっぴーありがと!!」
「うん!」
豆電球って結構暗いんだね
顔全然見えないや 笑
やばい,全く寝れない
阿部ちゃんの方向いてるんだけど,
後ろから翔太くんの寝息が聞こえてきて…
ちょっと意識し過ぎて無理だわ
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作者名：優莉 | 作成日時：2022年11月22日 15時
