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｢重岡くーん、どうしたん？
今日はお昼行かへんの？｣
俺の高校Lifeがまたハチャメチャになった所でチャイムがなり、みんなが教室から居なくなっていく
いつも教室から消えている俺がここにいたのが珍しかったのか、親切にも声をかけてくれた小瀧くん
｢小瀧くんのせいやん…｣
｢え？俺？｣
机に項垂れてた体を起こして、ちょっと文句をたれてみる
｢俺に、、実行委員なんて務まるわけないやんか。
だって、俺やで？無理に決まっとる
それを小瀧くんだって知ってるはずなのに…｣
｢あー、それか。
あんな、俺ずっと重岡くんに思ってたんやけど｣
_______なんでそんなに自己否定するん？
急に真面目な顔になって言うかと思えば、結構重くのしかかるこの言葉
そういや中学の頃の先生にも言われた気がする…
｢重岡くん、自己尊敬能力ないよな。
いっつも自分に否定的やし｣
｢そんなことはないと思うけど。｣
｢ううん、2ヶ月一緒にいたから分かるけど、常に｢自分なんか｣って思って生きてる感じする。
俺が声掛けても、必ず初めに俺でええの？って聞くやんか｣
確かに、それはそうかもしれへん
でも小瀧くんにはそのー、俺よりずっといいお友達が絶対できるわけで。
なのに、なんで俺なんやろって思うやろ？
そしたら俺でええ？って聞くのは当たり前…
｢重岡くんで嫌やったら、声かけへん
嫌いなやつにわざわざ声かける変人もおらんやろ｣
｢小瀧くんはさ、、それでええかもしれんけど、俺はダメやねん
もし俺と居て、小瀧くんの印象が悪なったら最悪やろ？｣
｢ほら、そこ。
なんで俺が友達と仲良くしてたら、印象悪くなるんよ｣
｢悪くなる、だって俺やもん｣
｢パンケーキ屋さんの時のあいつら？
あいつらのせいでそんなこと思ってんの？｣
｢違うて、ホンマにそう思ってんねん
小瀧くんみたいに自分に自信があったら良かったかもしれへんけどさ、俺やで？
そんなんあるわけないやんか｣
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作者名：ゆーみん | 作成日時：2018年10月1日 19時
