目立つ君と地味な僕 (ページ18)

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学校まで気まずくなることなく、小瀧くんと登校することが出来てなんか安心

小瀧くんは学校につくなり声をかけられてた(あいさつやけど。)から、邪魔者は颯爽と退散しておいた

今まで小瀧くんがおったから全然考えなかったけど、昨日まあまあやらかしてたやんな…

うぅ、、下駄箱に上履きなかったらどうしよ

早速みんなからいじめられてたりとかせぇへんやろか

ちょ、急激に不安になってきたんやけど。

｢お、大毅やん｣

｢うわぁぁぁ！！
ふ、藤井先輩…｣

｢驚きすぎちゃう？
幽霊見た。みたいな反応しおって｣

急に肩を叩かれて
絶賛マイナス思考中やった俺は盛大に驚いて。

ちょっとからかわれた後、頭をわしゃわしゃされる

｢幽霊見たらもっと驚いてます…｣

振り返った真後ろに藤井先輩並のイケメンいるのも、幽霊見るより怖いかもしらんけど。

っていうか周りがざわめいてる気がする

しかもこっち見てコソコソ言われてるような…

｢大毅が叫んだからやろ？｣

｢ふぇっ！？｣

｢声、出てるけど。｣

お、俺のマリアナ海溝より深いマイナス思考がぁ…

藤井先輩にバレたやんか
別にええけど←

｢大毅は周りにビクビクしすぎやってー
そんなに他人は他人を見てへんよ｣

｢そう、、ですよね…｣

他人は他人を見てないか…
だったら中学時代のやつらは趣味が人間観察やったんか？

｢迷子にならんように送ってたろか？｣

｢別に大丈夫です！！
もう、無闇に走らないんで！｣

｢えーー、迷子になってるん可愛いのにー
大毅の迷子は探したるから、いつでも迷子になってええで｣

｢だから！なりません！！｣

迷子になっていいって、おかしいやろ

藤井先輩が見つけてくれるのは安心やけど、それより俺の心が持たへんから！

｢あ、そうそう迷子になった連絡のために、連絡先教えて？｣