第二話 ページ3
・
ポートマフィアに拾われた少年_____太宰治は、
専属医である森鴎外に育てられ、五年の時を過ごしていた
其の間、自分を拾ってくれた少女とは一度も会うことは出来なかったが、
あの日感じた温もりは、確かに今も覚えている
彼女は一体_____
・
・
「太宰君。」
振り返ると其処には、何時もの白衣を着た男が自分を見下ろして立っていた
「・・・・何でしょう?」
「ちょっといいかな?」
_________
=執務室=
「君も今日で十歳だ。
色々教えてきたつもりだけれど、組織での活動については私なんかよりも
もっと詳しい知り合いが居てね?これから君の指導教官をやって貰おうと思ってるんだが・・・」
「・・・・判りました。」
扉の外に出て、書庫までの道を歩いた
真逆、自分の誕生日を此んな形で思い出すことになるとは_____
体中に包帯を巻いた彼の姿に、すれ違うものは皆目を向ける
が、其んなものはお構いなしだ
其れよりも_______
貼り付けたような笑みを浮かべていた森に大きな嫌悪感を感じる
其の一方で_____
もし、あの人だったら・・・という僅かな期待が膨らみ
心の何処かで喜んでいる自分が居ることに、
不器用な太宰は気づかなかった
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月17日 17時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
ルーク(プロフ) - 麗さん» コメントありがとうございます。此方で設定していた夢主の名前を誤って掲載していました。修正致しましたのでご確認ください。ご指摘感謝いたします。また何かあればコメント等お願いします! (2021年4月2日 0時) (レス) id: b3ca34c5e8 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 28ページ 涙さんが とは誰の事でしょうか?? (2021年3月31日 0時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
ルーク(プロフ) - ぴのさん» 有川『ぴのさん、お褒め頂き光栄だ。貴方は治のことをよく判ってらっしゃるのだな ....今後作者も学んでくれることだろう。ご指摘、感謝している。これからもこの物語を見守ってくれ』 (2019年4月14日 23時) (レス) id: c44f57a01a (このIDを非表示/違反報告)
ルーク(プロフ) - ぴのさん» コメントありがとうございます!そうですよね、私も判ってるんですが何分映画特典が出る前に書いた話だったので多分推測で私っていう一人称になってるんだと思います....(あくまで私の妄想の塊ですので ...)ご指摘感謝です!今後の参考にさせていただきます。 (2019年4月14日 23時) (レス) id: c44f57a01a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルーク | 作成日時:2018年3月12日 23時