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『っく』
結果、私のとった行動は死んでいるフリ。よく動物とかがするアレですね。
死んでいる奴には興味を示さないと踏み、多量出血を装いそのまま地面に倒れ込む。普通に全身痛かったけど背に腹はかえられない。
「ウォッカ、お前はこんな奴にも目をつけられるのか？」
「す、すいやせんアニキ…何しろコイツ、気配がなかったもんで…」
舌打ちする銀髪の男とあたふたと謝る、ウォッカと呼ばれたサングラスをかけた男。兄弟じゃなく上司と部下っぽいな。
そっちの方がしっくりくるな、似てないし…
似てないし(2回目)
「こうなりゃしゃあねぇ、こんな目立つところに死体なんざ置いときゃあめんどくせぇ奴らにも尻尾を掴まれる。これを使うぞ」
「そ、それはシェリーが作った例の…」
「ああ、あの変な工藤新一とか言うクソガキにも使った代物さ。アイツはまだ姿をあらわさねぇ。効果は期待できるだろうな」
「アポトキシン4869…変なブツですけどね」
なんか色々情報をくれた。コイツら案外警戒心強いのか、本当に死んだと思って油断してるのか。いや、脈は止まってないから恐らく気絶程度だと思ってるのだろう。しかもこれから殺せる相手となりゃ油断するのも当たり前っちゃ当たり前か。
シェリー
工藤新一
アポトキシン4869
情報を整理しながら死んだふりを続けているとぐっと髪を掴まれる。いや痛い、仮にも頭お前にぶん殴られてんだわ。
__________口に何かが侵入する。カプセルだ。
こんなもの誰が飲んでやるか。毒でも入ってたら溜まったもんじゃない。
なんて思うが仮にも向こうがこちらの手綱を握っている。と言うことで無理矢理にでも飲まされる。
ゴクン
「おい、サツが来る前にズラかるぞ」
「は、はい、ジンのアニキ」
ドクン…ドクン…
心臓の鼓動がいつもより早くなる。一言で言って苦しい…あの薬を飲んでから全身が熱くなって起き上がるのも困難だ。反転術式だってかける気力も体力もない。
とにかく、このままではやばいと脳のセンサーが緊急信号を発信する。警察に見つけられたところで不審がられるだけだし誰かに連絡しなくては。必死に耐え、制服のポケットから携帯を取り出すと誰でもいいから気づいてくれっともう瞼が重く画面見えない状態で適当に触り尽くす。
もう限界、と言うところで一瞬目を開けるとムカつく目隠しをしたアイコンと
【五条悟】
と言う文字を見て意識をたった。
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続く (更新停止中)
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Null - わわ、めっちゃ好きです！更新楽しみにしてます！頑張ってください！！(文章書くのめちゃくちゃ上手くないですか…？どこでその文才を……？) (2022年3月7日 8時) (
レス) @page3 id: df0fd17d11 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 続きが楽しみです！更新、頑張って下さい！(o^^o) (2022年3月3日 19時) (レス) @page3 id: 4043b021c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さめきょうりゅう | 作成日時：2022年3月2日 20時
