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僕は彼女の分のコーヒーをマグカップに入れ彼女に渡した
『ありがとうございます。安室さん、甘いもの大丈夫ですか？』
安「はい、結構好きですよ」
『ならこれ、一緒に食べましょう！』
彼女はそう言ってガトーショコラを取り出す
そして丁寧に切り分けてお皿に盛った
それを見て僕はフォークを取り出す
『このコーヒーと一緒にガトーショコラ食べたかったんです！ガトーショコラってコーヒーにとても合うんですよ！』
安「だからそんなに嬉しそうなんですね」
『そうなんです！ガトーショコラ作ってる時から絶対このコーヒーと一緒に食べるって考えてて…』
安「なら早く食べましょう。コーヒーが冷める前に」
『はい！』
彼女は嬉しそうに返事をすると小さくいただきますと言い、ケーキを一口食べコーヒーを飲む
『う〜ん、おいしい❤安室さんもぜひ！』
安「ええ。いただきます…！！」
彼女のようにケーキを食べコーヒーを飲むとガトーショコラの濃厚なチョコレートとコーヒーの苦味、キレのある酸味がマッチしている
安「とても美味しいです！」
『お口にあって良かったです！』
嬉しそうに笑う彼女
安「そういえば先日、ポアロにケーキを差し入れしてくださったみたいで。梓さんから写真を見せていただきました」
『安室さんは食べましたか？』
安「残念ながら…」
『なら今度また作っていきますね！』
それからしばらく話をし彼女はお皿とカップを下げ洗い物をしている
安「Aさんはいいお嫁さんになりそうですね」
『そんな事はないですよ…私は一生独身だと思います』
安「なんでそう思うんですか？」
『コナン君の推理通り私が自分の店を持っているパティシエなら毎日朝から晩までお菓子作り…そんな人間が家庭を持つのは難しいですよ』
そう言って彼女は悲しそうに微笑んだ
安「そんな事ありませんよ。毎日忙しくても家庭を持ってる方はたくさんいます」
『確かにそうですね。でも私の場合、結婚する気は無いんです。好きな人が幸せに笑って過ごせるならそれが私の幸せです。だから必ずしも一緒にいる必要なんてないかなって』
安「Aさんに想われている人は幸せですね」
『そうだと嬉しいです』
儚く微笑む彼女は今にも消えてしまいそうだった
安「…Aさん、早く記憶を取り戻しましょうね。そのために全力で手がかりを探しますから！」
『ありがとうございます…』
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ゆいたん(プロフ) - ツナさん» はじめまして。コメントありがとうございます。大好きですといっていただけて嬉しいです！更新頑張りますので楽しみにしていてください(о´∀`о) (2018年11月8日 22時) (
レス) id: 5009db71ec (このIDを非表示/違反報告)
ツナ - 初めまして(^^)ドキドキしながら一気に読ませて頂きました。優しい安室を演じて本性をひきだす、とか言ってる安室さんに、ひぃ、となりながらもドキドキしちゃいました。大好きです！失礼致しました。 (2018年11月8日 8時) (レス) id: 60ac0c7f5f (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - YuiS_tanさん» いえいえ、こちらこそ！素敵な作品を更新して頂き有難う御座いますｗ 明日のページ移行後の「ゼロ【改】」を楽しみにしてます！ (2018年8月8日 1時) (レス) id: 970e92a440 (このIDを非表示/違反報告)
YuiS_tan(プロフ) - 青龍 葵さん» 誤字脱字報告ありがとうございます。訂正させていただきました。変化の時�△亮，離織ぅ肇�10は書いている途中で間違って保存してしまったようで、タイトルが勝手にはいったようです (2018年8月7日 10時) (レス) id: a02d975801 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - 少し疑問なんですが「変化の時�◆廚亮，離織ぅ肇襪�「10」とは何を示してるんでしょうか？ (2018年8月6日 2時) (レス) id: 970e92a440 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YuiS_tan | 作成日時：2018年11月5日 14時
