24 ページ26
私は安室さんを見送ると残りのお菓子をラッピングしていく
それからお掃除を始めた
流石に勝手に安室さんの部屋に入るのはまずいので自室と共有スペースのみだけど
掃除は元が綺麗だったためすぐに終わった
まだ時間がある…
昨日考えたチョコムースケーキでも作ろうかな
そう考え自室から器具を持ってくると冷蔵庫から材料を取り出す
イメージを形にするのって楽しい…
ポアロをイメージして作ったケーキが完成した
時計を見るとお昼を当に過ぎていた
私は慌ててケーキを箱に入れポアロに向かった
梓「いらっしゃいませ！」
『こんにちは、梓さん』
梓「Aちゃん！」
『昨日、あまりお話しできなかったので来ちゃいました！』
梓「うれしい！私も昨日お話しできなかったからお話ししたいと思ってたの！」
私はとりあえずカウンター席に座り紅茶とパスタを頼むと店内を見渡す
今日は男性客が少しいるだけで空いているようだ
『今日は空いてるんですね』
梓「安室さんがお休みの日はいつもこうなの」
『そうなんですか…なら今いるお客さんって前からの常連さんですか？』
梓「そうよ。何年も通ってくれる常連さん」
お客さんも少ないし、常連さんなら…
『梓さん、これ常連さんたちにサービスで出してあげてください』
私はそう言ってケーキの入った箱を渡す
梓「…これ」
『実はポアロをイメージして作ったケーキなんです。たくさん作ったのでよかったら…』
梓「いいの？」
『はい！後で梓さんも食べてくださいね』
私がそう言うと梓さんは早速ケーキをお皿に盛り付ける
残ったケーキを冷蔵庫にしまった梓さんは早速常連さんにケーキを配りに行った
私はその間パスタを食べながら次に作るケーキを考える
梓「Aちゃんありがとう！常連さんすごく喜んでくれたわ」
『喜んでもらえてよかったです』
梓「昨日もしかしてここで書いてたのって…」
『さっきのケーキのレシピです。』
梓「なら安室さんに見られて逃げたのは何で？」
『思案中のレシピを見られるのはあまり好きじゃないんです…』
梓「そうだったの」
それから他愛もない話をしているといつの間にか店内は私と梓さんの2人だけになった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 186人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆいたん(プロフ) - ツナさん» はじめまして。コメントありがとうございます。大好きですといっていただけて嬉しいです！更新頑張りますので楽しみにしていてください(о´∀`о) (2018年11月8日 22時) (
レス) id: 5009db71ec (このIDを非表示/違反報告)
ツナ - 初めまして(^^)ドキドキしながら一気に読ませて頂きました。優しい安室を演じて本性をひきだす、とか言ってる安室さんに、ひぃ、となりながらもドキドキしちゃいました。大好きです！失礼致しました。 (2018年11月8日 8時) (レス) id: 60ac0c7f5f (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - YuiS_tanさん» いえいえ、こちらこそ！素敵な作品を更新して頂き有難う御座いますｗ 明日のページ移行後の「ゼロ【改】」を楽しみにしてます！ (2018年8月8日 1時) (レス) id: 970e92a440 (このIDを非表示/違反報告)
YuiS_tan(プロフ) - 青龍 葵さん» 誤字脱字報告ありがとうございます。訂正させていただきました。変化の時�△亮，離織ぅ肇�10は書いている途中で間違って保存してしまったようで、タイトルが勝手にはいったようです (2018年8月7日 10時) (レス) id: a02d975801 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - 少し疑問なんですが「変化の時�◆廚亮，離織ぅ肇襪�「10」とは何を示してるんでしょうか？ (2018年8月6日 2時) (レス) id: 970e92a440 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：YuiS_tan | 作成日時：2018年11月5日 14時
