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安室SIDE
彼女が出て行ってから3日目
そろそろ彼女は戻ってくるだろうか？
今日は珍しく1日オフなので彼女の帰りを待つことにしたのだ
彼女が居なかった3日間、僕の中で彼女の存在がどれほど大きかったかを思い知った
記憶喪失だと嘘をつき、戸籍のない彼女を疑っていたのは事実だ
だけど話してみて気が利く優しい女性だと知った
料理が上手くて、おかし作りが好きで、とても美人で…
朝起きたら彼女が朝食を作り一緒に食べ、“行ってらっしゃい”と送り出してくれる
帰ってくると食事が準備してあって…
気づいたら彼女が家にいるのが当たり前になっていた
それが心地よいとさえ思った
安「Aさん…」
早く帰って来て欲しい
そう思うほど僕は彼女を必要としている
何時に帰ってくるかわからないが駅まで迎えに行こうかとまで考える
ガチャッ
『安室さん…』
安「Aさん…」
『先日はすみません、取り乱して感情的になってしまって…』
安「いえ…」
『私、知らず知らずのうちにあなたとの間に壁を作っていたのかもしれません…なのにあなたに八つ当たりしてしまった』
そう言って彼女は俯いてしまった
安「Aさん、顔を上げてください…僕は怒ってませんから。それに僕の方こそあなたのことをいろいろ調べ、疑っていました…すみません」
『安室さん、謝らないで下さい。元はと言えば私が記憶喪失だと嘘をつき、あなたに何も話さなかったから…』
安「僕だってあなたに話していない事、沢山あります。だから無理には聞きません。人には言えない事、１つや２つありますから」
僕がそう言うと彼女はこちらをじっと見つめ口を開いた
『全てはお話しできませんが聞いていただけますか？』
安「わかりました。ですが、その前に荷物を部屋に置いて来てください。僕はコーヒーを入れて待ってますから」
そう言うと彼女は“すぐ置いてきます”と言って、部屋に入っていった
その間にコーヒーメーカーをセットしてマグカップを用意する
『お待たせしました』
彼女を椅子に座るよう促し、コーヒーを置く
『先程も言いましたが、全てではありませんがお話しできる事は全てお話しします』
安「わかりました。ゆっくりでいいので話してください」
僕がそう言うと彼女は話しはじめた
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やっち(プロフ) - 続きが気になります (2022年7月13日 17時) (
レス) @page34 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - もっと、みたいです！ (2022年6月12日 20時) (レス) id: 1acacd4c07 (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - 続きが気になります。お願いします。 (2022年6月12日 20時) (レス) @page30 id: 1acacd4c07 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - 更新されないんでしょうか？ (2020年8月6日 17時) (レス) id: 123a0a7152 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ - 更新とても嬉しいです(^O^)数あるトリップ作品の中で、大好きな作品です！夢主ちゃんを全力で応援してます(^O^) (2019年4月1日 13時) (レス) id: 0d02dac736 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YuiS_tan | 作成日時：2018年11月12日 0時
