92 ページ46
コナンSIDE
Aさんの2つ目の秘密がわかったらあとは自ずとわかってくる。
コ「３つ目の秘密はこの世界にいられる期日があるってことだね。それがあと10日ほどしかないんじゃない？」
『そうよ。コナンくんの言う通りあと10日ほど…』
コ「安室さんに伝えなくていいの？Aさん、安室さんのこと…」
Aさんは悲しそうに笑った。
『好きよ…だけどね、傍にいられないのに気持ちを伝える気にはなれないの…』
確かに彼女にはあと10日ほどしか時間はない。
だけど…
コ「後悔しないの？」
『後悔しないわ。』
コ「でも…」
『私の愛の形はこれなの。彼のためならなんだってできる。彼の重荷にはなりたくないから…だから伝えない。』
Aさんの覚悟は相当なものだ。
コ「ねえ、期限って伸ばせないの？」
『ある条件を満たせばずっとここにいられるんだけど…不可能に近いから。』
コ「ある条件って？」
『それは教えられない。教えれば君は協力してくれるかもしてくれるかもしれないけど、それじゃダメなの。』
お互いを想いあってるのに、こんなの悲しすぎる
安室さんはAさんが好きだ。
私情で任務を終わらせようとするくらいに…
もしAさんがいなくなってしまったら安室さんは絶対に悲しむ。
だから俺はAさんがここにいられるようにある条件とは何か解き明かさなくてはならない。
『…コナンくん、これで３つ目の秘密まで解き明かしてくれたね。残りはあとひとつだよ。』
コ「最後の一つはまだわからないんだ…何かヒントをくれない？」
『そうだなぁ…透さんの私に対するイメージかな。』
安室さんがイメージするAさん…
これは本人に聞いてみなきゃわからねぇな。
コ「わかった。あと少し時間を頂戴。絶対に解き明かして見せるから！」
『期待してるね…そうそう、私の秘密は誰にも言っちゃダメだよ？特に透さんには…ね。』
コ「わかった。約束する。だからAさん、諦めないで、条件を達成してこれからもここにいてね！」
『うん…』
寂しそうに遠くを見つめるAさんは小さく返事をした。
まずは安室さんにAさんのイメージを聞かないと。
早速、安室さんにLI○Eでメッセージを送った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 195人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
やっち(プロフ) - 続きが気になります (2022年7月13日 17時) (
レス) @page34 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - もっと、みたいです！ (2022年6月12日 20時) (レス) id: 1acacd4c07 (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - 続きが気になります。お願いします。 (2022年6月12日 20時) (レス) @page30 id: 1acacd4c07 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - 更新されないんでしょうか？ (2020年8月6日 17時) (レス) id: 123a0a7152 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ - 更新とても嬉しいです(^O^)数あるトリップ作品の中で、大好きな作品です！夢主ちゃんを全力で応援してます(^O^) (2019年4月1日 13時) (レス) id: 0d02dac736 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：YuiS_tan | 作成日時：2018年11月12日 0時
