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次の日、僕が目を覚ますとAさんはちょうど朝食の準備を終えていた。
『透さん、おはようございます。朝食できてますよ。先に顔を洗って着替えてきてください。』
安「ありがとう。」
僕はAさんに促され、洗面所へ向かう。
悪夢を見ることもなくぐっすり眠れた。
Aさんに弱みを見せたからだろうか？
おかげで頭の中もスッキリしている。
顔を洗い着替えるとテーブルに朝食が並んでいた。
『透さん、食べましょう。』
安「ああ。いただきます。」
『いただきます。』
朝から僕の大好きな和食で、栄養バランスも考えられた朝食にAさんには感謝しかない。
それに僕より早く起きてこうやって食事を準備してくれる。
夜だっていつ帰ってくるかわからないのに僕の分まで作ってある。
『透さん、今日は探偵のお仕事とのことなのでお弁当と間食用にケークサレを作ったんです。お弁当は保冷剤入れてありますし、ケークサレは一切れずつラップしてタッパーに入れてあるので小腹が空いた時にでも食べてくださいね。』
安「ありがとう。Aさんには感謝しかないよ。君に話を聞いてもらったからか、ぐっすり眠れたよ。本当にありがとう。」
『お役に立ててよかった。何時に家を出ますか？』
安「申し訳ないけど、食べたらすぐに出るよ。洗い物任せてもいいか？」
『もちろんです。』
彼女はそう言って微笑んだ。
その微笑みを見て今日一日頑張れそうな気がした。
朝食を食べ終え食器を下げると必要なものを持って玄関へ向かう。
するとAさんがお弁当とケークサレの入った紙袋を持って待っていた。
『透さん、これ。あっ…珍しいですね、ネクタイ曲がってますよ。』
僕に紙袋を渡すと彼女は僕のネクタイを直してくれた。
なんか新婚夫婦みたい…いやいや、何を考えているんだ僕は！！
安「ありがとう…行ってくる。」
『無理はしないでくださいね！気をつけて、いってらっしゃい。』
安「ああ。Aさんも気をつけて。」
僕は車に乗り込み警察庁へ向かった。
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やっち(プロフ) - 続きが気になります (2022年7月13日 17時) (
レス) @page34 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - もっと、みたいです！ (2022年6月12日 20時) (レス) id: 1acacd4c07 (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - 続きが気になります。お願いします。 (2022年6月12日 20時) (レス) @page30 id: 1acacd4c07 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - 更新されないんでしょうか？ (2020年8月6日 17時) (レス) id: 123a0a7152 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ - 更新とても嬉しいです(^O^)数あるトリップ作品の中で、大好きな作品です！夢主ちゃんを全力で応援してます(^O^) (2019年4月1日 13時) (レス) id: 0d02dac736 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YuiS_tan | 作成日時：2018年11月12日 0時
