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しばらく車内は無言が続いたが、Aさんがぽつりと話し始めた
『透さん…海に連れていってくれてありがとうございました』
安「気にしないでください」
『海…大好きなので嬉しかったです』
安「喜んでもらってよかったです。また一緒にいきましょうね」
『はいっ』
喜んでもらえてよかった
Aさんの嬉しそうな姿を見て胸が温かくなる
『わたし、海を見てると辛いこととか悩んでることとかどうでも良くなるんです。透さんは悩んでることとかないですか？辛い時頼る人はいますか？』
Aさんの僕を見る目は何もかも見透かしているようだった
安「…特に悩みも辛いこともないですよ。」
うそだ。
毎晩悪夢にうなされてるのに…
あいつらのこと思い出すと苦しくなるくせに。
『…そうですか。もし何か話したくなったら言ってくださいね。これから一緒に暮らすなら、少しでも透さんの助けになりたいんです。』
安「ありがとう…なにかあればAさんにお話ししますね。」
『どんな些細なことでも良いですから、何かあれば話してください。』
Aさんはそう言って微笑んだ。
彼女になら話しても良いかもしれない。
僕の心の準備ができたら少しだけ話してみようと思う。
しばらくすると家に着いたため荷物を持ってAさんをエスコートする。
『私も荷物持ちますっ！』
安「このくらい、僕1人で持てるので大丈夫ですよ。それより、暗いので足元には気をつけてください。」
『あ、ありがとうございます。』
部屋に戻るとAさんの部屋へ荷物を置き、お風呂の準備へ向かった。
きっとAさんのことだからすぐに荷解きを始めているだろうな、なんて思いながら今日1日を振り返る。
こんなに楽しかったのはいつぶりだろう…
Aさんがきて、毎日がとても充実しているように感じた。
彼女に惹かれているのを実感している。
願わくば、この潜入捜査が終わったら彼女に僕のことをきちんと説明したい。
僕の本名は降谷零で、職業は警察官だと言うことを…
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やっち(プロフ) - 続きが気になります (2022年7月13日 17時) (
レス) @page34 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - もっと、みたいです！ (2022年6月12日 20時) (レス) id: 1acacd4c07 (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - 続きが気になります。お願いします。 (2022年6月12日 20時) (レス) @page30 id: 1acacd4c07 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - 更新されないんでしょうか？ (2020年8月6日 17時) (レス) id: 123a0a7152 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ - 更新とても嬉しいです(^O^)数あるトリップ作品の中で、大好きな作品です！夢主ちゃんを全力で応援してます(^O^) (2019年4月1日 13時) (レス) id: 0d02dac736 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YuiS_tan | 作成日時：2018年11月12日 0時
