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TH「どういうこと、それ。」





さっきまで目の前に転がる石を眺めていた視線は


ふわりと宙を舞って


わたしへと向けられた






『そのまんまなんだけど…

なんていうかな、誰かと付き合いたいとかって感情が湧かないっていうか。』




テヒョンは視線をこちらに向けたままで何も言わないけど


ちゃんとわたしの話を聞いてくれているのは分かった




『普通に友達としては好きだよ。

でも、それが皆の言う恋愛感情に変わることがない。』



『だから、誰とも付き合おうと思えない。』



TH「そっか。」





そこでまた、テヒョンは石に視線を戻した






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作者名:Rosé | 作成日時:2020年9月11日 17時

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