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『もしもし、真織ちゃん？』
泉ちゃんと電話を切ったあと、すぐに真織ちゃんに電話を掛ける。
何コールかした後に、真織ちゃんが電話に出た。
真「Aちゃん？」
真織ちゃんのか細い声が返ってくる。
今日はいつもに比べてひどそうだな。
真「私、朝起きたら記憶障害になってて…。えっと、それで…最近の記憶が全然なくて…」
涙声で話す真織ちゃん。
『そっか。日記は読んだの？』
できるだけ優しく問いかける。
真「読んだ…Aちゃん、今日デートって書いてあったけど大丈夫？」
ペラリと紙のめくる音が聞こえて、きっと真織ちゃんは日記をめくっているんだろう。
『私は全然大丈夫だよ。』
真「何か…電話したらちょっと元気出たかも。こんな私でも、何とかやっていけてるんだね。」
安心したような声が聞こえてきてこっちもホッとする。
『何か話があったら、いつでも電話してね。』
真「ありがとう。そうだ、月曜日、デートの話聞かせてね。」
『分かった。』
「多分すごい惚気けると思うよ。」と冗談を言うと、「うわ…。糖分控えめでよろしくおねがいします。」とふざけて返してくれた。
『またね。』
そう言って電話を切る。
まだ完全とは言えないけど、少しは元気になってくれたみたい。
泉ちゃんに真織ちゃんと電話したことを報告し、透の元へと戻った。
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万奈(プロフ) - わざわざありがとございます！こちらこそ投稿頑張ってください！！ (2022年9月19日 23時) (
レス) id: 61e3cc8be8 (このIDを非表示/違反報告)
Macaron.。(プロフ) - 万奈さん» コメントありがとうございます。苗字の件ですが、修正しました。これで、大丈夫だと思うんですが…。もし不具合があれば、教えて下さい🙏これからもよろしくお願いします。 (2022年9月19日 22時) (レス) id: e961c94952 (このIDを非表示/違反報告)
万奈(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！質問なのですが、16話の苗字は変換出来ないのでしょうか？ (2022年9月19日 22時) (レス) @page16 id: 61e3cc8be8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Macaron.。 | 作成日時：2022年9月11日 12時
