2 ページ2
教室を出ると、二人が立っていた。
『ごめん！』
私の二人の親友、日野真織ちゃんと綿矢泉ちゃん。
高校になってからできた大切な友達だ。
泉「私は大丈夫だけど。また告白？」
『うん…。』
真「Aちゃん、ホントモテるね。」
詳しく教えろという感じで腕を組む泉ちゃん。
興味津々な様子で私を見る真織ちゃん。
『話しながら帰ろっか。』
ここで話していても注目を浴びるだけなので、とりあえず学校を出ることにした。
泉「で、誰に告白されたの？」
『幼馴染。普通クラスの神谷透。』
そう言うと、真織ちゃんがメモを取り始めた。
泉「返事は？」
泉ちゃんは淡々と私に質問をしていく。
『…OK…』
泉/真「え？」
二人が驚くのも無理はない。
私は今までの告白をすべて断ってきたからだ。
彼のことが昔から好きだったことは二人は知らない。
泉「何で？急にどうしたの？」
『なんとなく？向こうも本気じゃなさそうだったし。』
真「Aちゃんに彼氏か…」
『まあ、今日ちゃんと話し合ってみる。』
泉「何かあったら相談してね。」
『うん。ありがとう。』
真「Aちゃん、彼氏の名前、もう一回教えてくれない？」
『神谷、透』
真織ちゃんは「ありがとう」と言って手帳にメモっていた。
『私のことについて書くのはいいけど、変に盛るのだけはやめてよ。』
そんなことしないとは思うけれど、一応伝えておく。
真「分かった。覚えてたらねー。」
なんて言って真織ちゃんはいたずらっぽく笑った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 309人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
万奈(プロフ) - わざわざありがとございます！こちらこそ投稿頑張ってください！！ (2022年9月19日 23時) (
レス) id: 61e3cc8be8 (このIDを非表示/違反報告)
Macaron.。(プロフ) - 万奈さん» コメントありがとうございます。苗字の件ですが、修正しました。これで、大丈夫だと思うんですが…。もし不具合があれば、教えて下さい🙏これからもよろしくお願いします。 (2022年9月19日 22時) (レス) id: e961c94952 (このIDを非表示/違反報告)
万奈(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！質問なのですが、16話の苗字は変換出来ないのでしょうか？ (2022年9月19日 22時) (レス) @page16 id: 61e3cc8be8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Macaron.。 | 作成日時：2022年9月11日 12時
