【wrwrd!】狐と我々【男主】【軍パロ】 (ページ20)

今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:27,655 hit

18. ページ20

あの後、夜中だったこともあり、俺は疲れて眠ってしまった。

起きると既に窓の外は明るくなっていた。
時計を見ると、朝の6時半を指している。

ふと、真上から気配を感じた。

『…誰だ』

そう言って上を見上げる。

zm「やっぱ気付かれるか～」

そう言いながら、ゾムがダクトから降りてくる。

『…なんで上から…？』

zm「何でって聞かれてもなぁ」

ps「あ、ゾム！ゾムも結構怪我したんだから、大人しくしとけって言ったじゃん！」

しんぺい神が顔を覗かせる。

zm「(ｷﾞｸｯ)い、いやもう治ったで？ｱﾊﾊ」

ps「嘘ついてたらh…」

zm「すんませんまだです」

ps「正直でよろしい」

…今の会話で何か察した気がする。
しんぺい神に隠し事はしない方が良さそうだな、うん。

zm「そ、そういえばA、朝飯いこーぜ！」

『…いらない』

zm「？どうして？」

『…俺が飯をほとんど食わないの、知ってるだろ』

否。食わないではなく、食えないのだ。
リンゴ一つ齧るくらいなら大丈夫だが、それ以上食べると戻してしまう。
…子供の頃から飯をそんなに与えられなかったからだろうか。

zm「でもさ、居るだけでもええから、行こ？」

『…わかった』

そんなに行きたくはないが…情報を得るためにも行くか。
徹底的に潰してやる。

笑みが一瞬溢れた。

――――――――――

中途半端ですが一旦区切ります。