第3話 ページ5
Aside
〜〜
あんな嘘も見抜けないんだな。
『……早く帰ろ』
「おい、待てよ」
『……なに〜?勝己』
爆「……一緒に帰るぞ」
『ははっ…それだけ?』
爆「何笑ってんだよ」
『いやぁ?別に明日一緒に帰るとかでも良かったのに。わざわざ走ってまで俺の所に来るとは思わなかったからね〜』
爆「!なんでわかった」
『んー?見た感じで分かるよ笑』
ここまで来るのは想像つかなかったな。
_______
『じゃあここでお別れだね。また明日!』
爆「…気を付けて帰れよ」
『そのくらい分かってるよ〜笑』
『っ…早く帰らないと』
_______
ガチャ
『ただいま』
母「おかえりA」
『あれ、お父さんは?』
母「少し前にAが何かあったのかもって出ていったのよ。もうちょっとで帰って来ると思うわ」
『…そうなんだ…』
ガチャ
父「ただいま。…おかえりA。…Aはいつ帰ってきたんだ?」
『おかえりお父さん。ちょっと前だよ。中学の時と違って電車とかに乗って帰ってくるからこれからこの時間帯に帰ってくるよ』
父「そうなのか…あまりにも遅いから何かあったんじゃないかと思ってな駅近くまで行ったんだよ。これからは電車にも乗るんだもんな…。この時間帯か……わかった。もし電車で遅延とかあったら私かお母さんに連絡しなさい。迎えに行くから」
『そこまでしなくても 父「私達は心配なんだよ」
母「そうよ?これから送迎するか迷ったくらい心配したんだから」
…大丈夫だよ。……俺ヒーロー目指してるんだしさ』
父「……そうだよな」
『うん。だからそんなに心配しなくても大丈夫だよ』
母「ごめんなさいA。私達あなたの事が心配で…」
『ううん。俺も連絡してなかったし、謝らないで。勉強したいからそろそろ部屋行くね』
母「えぇ。ご飯が出来たら言うわね」
『うん』
父「勉強頑張るんだぞ」
『はい』
___部屋___
『連絡の事すっかり忘れてたな……明日からはちゃんと連絡しなきゃ…』
……勉強と少しの仮眠をしてご飯食べてお風呂に入ってすぐ寝よう。
心配かけないようにしないと
_______
『明日は確かヒーロー基礎学があったよね。怪我しない事を祈ろう』
おやすみ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：琥珀 | 作成日時：2023年3月31日 20時
