quaranteｰtrois ページ7
．
高地side
北斗がこんな顔するってことはお察し。
「…あー、ってことは取りに行かなきゃだな。」
松「取りに行くくらいなら、声掛けてねぇし。。」
ほらね？
松「今日の午後、届けに来るって。…こーち！ごご予定ないの！？ほら、お散歩とか！…ｯ!「空」に用事とか！！」
…必死
めっちゃ喋るじゃん(笑
「北斗うるさーい。」
おい、やめてあげて京本くん。
子犬がますます落ち込んじゃうじゃないか。
必死すぎて、午後の用事を作ろうとも考えるが、、、
ごめんな、北斗。残念なことに
「俺、今日常連さんに珈琲入れる約束してるんだ。」
ｶﾞｰﾝ!
って効果音が付くかのようにあからさまに、膝から崩れ落ち、しょげたわんこ
松「なんで、今日に限って…！」
松「つーか、あいつらなんで来るんだよ…できたなら俺が取りいくのに…！！」
うーん。
まぁ、北斗には悪いが俺もあの子に久しぶりに会いたいし、
来てくれるのなら助かった
ジェ「…ねぇ、こーち。」
様子がおかしい北斗に引きつつ、不思議そうに声をかけてくるじぇしー
そういえば伝えてなかった
伝えるつっても、また当分会わないだろうけどな〜
「あー、この間花園家の以来の時に俺ら以外に動いてたヤツらがいるんだ。」
ジェ「He?あのあとから来た人？」
「ううん、あの人とはまた違う人たち。その中の一人に今回の毒薬の解析を頼んだの。」
ジェ「へー！解析とかすげぇー！！」
「で、そいつら、珍しく店に来るらしい。」
そういえば長らく会っていないのか…。
ふっ、ほんと懐かしいな。
樹がトーンのメンバーになった頃、だから…
あれから結構経つのか。
そういえば、
「大我も全員に会ったことないよね？」
京「うん。嶺亜と琳寧と矢花には会ったけど」
なんでそこなんだって思うけど(笑
まぁそれはまたいつか…
「北斗。今日誰が来るの？」
松「嶺亜と矢花と今野…。」
「そっか。じゃあご飯いつもより多く作っとこう。飯食わせよう。」
松「…っ！！だからやなのに！！こーちが世話焼いて優しくするのずるいのに…！！」
んな事言われても、あいつらのあの細さは飯食わせたくもなるだろ…(苦笑
てことで今日の午後の予定は決定
でかい任務が終わったから、これから数日は穏やかに過ごせる
って思っていたんだけどなぁ…
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作者名：No.07 | 作成日時：2021年3月3日 13時
