trenteｰquatre ページ43
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京本side
情報屋...樹が俺の過去を調べたことは知ってるけど
別にそれに対して怒る訳でもない
隠しておくほどのものでもないし
むしろその過去があったおかげで俺はあいつに会えたから
『恩返しがしたい』
とは言ったものの、何をすればいいか分からないから
とりあえず、何でも屋の依頼人の仲介をしてる
(喫茶店は一度手伝ってから(主に厨房に)出禁となった)
こー見えても顔は広いからね
世の中には色んな人がいるよ、ほんと。
「さて、情報屋。ここからどうすればいいの。」
ーー二「タイム、ナツツバキ…。任務開始」
ニゲラ…、こーちの無線が聞こえた
隣にいる情報屋も、俺も隠し持っていた仕事着に着替え任務開始の準備は整っている
情「っと、今日はでかい仕事ないんだよね。タイムたちがとちらない限り。」
…ばかばかしい。
タイムが失敗するわけが無い。
任務の失敗＝こーちを危険に晒す
そんな事を、あの松村北斗がするわけがない。
逆も然り。
どこかで状況を見ているこーちも、北斗が危険にさらされる前に、応援または救出に向かうはずだ
。。。
分かりずらいけれど、こーちもなんだかんだ北斗を大切に思ってるからな。
情「…あー。ラベンダー、出れる？」
「は？あぁ、行けるけど…。」
情「ちょっと新手がいらっしゃってる。」
「あ？」
新手って、そんなのありかよ。
ーーｼﾞｼﾞｯ
二「…情報屋、ラベンダー、聞こえる？」
情「聞こえてる、し、見えてる。」
二「じゃあ、行けるね。…イレギュラーだけれど、門から入口で仕留めてほしい。」
「んじゃ、行ってくるよ〜」
…ったく。こーちの手を煩わせやがって。
こ ろしはしない。
だってこの人達は依頼に入ってないから
無意味な殺生はしないんだ。
そういう約束だからね。
だからこそ、俺らはバレては行けない。
仮面を付け直し、ハットを深くかぶる
屋敷まで進んでいる馬車の前に立ち、まず一発
(ちなみに改造されてるから音は極小)
「ここから先は有料なんだ。大人しく引き返したほうが身のためだよ。」
それでも進もうとする、
俺が笑っていられるのはここまでだった
「進むのかよ。…まじで俺の親友に心配事増やすのやめてくんね。」
そして、
呆れ眼に写ったのは蒼白の懇願者だった
trenteｰcinq→←trenteｰtrois ー過去(京本編)
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麗(プロフ) - 裏設定とか公開して欲しいです！！めっちゃ面白そう… (2020年7月3日 0時) (
レス) id: adc805787a (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 楽しく読んでいます。これからも更新お願いします。 (2020年5月8日 22時) (レス) id: 63aab54572 (このIDを非表示/違反報告)
雷 - いつも読まして貰ってます。設定が自分好みで凄い好きです！続き楽しみにしています！頑張ってくださいね〜 (2020年4月22日 21時) (レス) id: fc1dcc2eee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：No.07 | 作成日時：2020年4月13日 1時
