trenteｰtrois ー過去(京本編) ページ42
．
その後無事任務終了し、
京本大我を京本家へ送り届けた北斗が戻ってきた
曰く、ご家族と抱き合って、泣いて喜んでいたらしい
そして、父親とは瓜二つだったって。
北「こーち、今日は何するの？」
「んー、ちょっと街にでて見ようかなって。...そろそろお店もどうにかしたいし。」
北「ん、だよね。俺も、学校行こ。」
「ちゃんと勉強してこいよ。」
北「はーい。」
...。のどかだな
昼間のこの心地良い喧噪
その裏には
ドロドロとした人の闇が拡がっているんだから
「...まさにでっけぇ仮面だ。」((ﾎﾞｿｯ…
この国そのものが道化師、なのかもな...。
「お前っ！！」
ビクッ！！
「は、えっ、...ｯ、誰？」
「ずっと探してた！俺を救ってくれた人！」
振り返ったことを後悔した、その数秒後
サラサラとした黒髪が、白い陶器のような肌に映える
京本家のご嫡男、京本大我に
その美しさに目を奪われてしまった
大「お前、優、だよな！」
「...人違いでは？」
この人、俺が伝えたこと忘れてやがる。。。
大「いーや！間違えるわけないね！あの2日間、楽しかったもん。...あの、ずっと探してたんだ。」
大「きっと、お前だって、お前しかいないって。...俺、幸せだよ！」
大「お前のおかげで幸せなんだ！！だから、ありがとう！」
...そんな真っ直ぐな目で見られたら、
大「...なんか、顔赤くね？」
「...気のせいでは？...本当に人違いじゃないんですか？」
大「むしろ人違いだと思うの？...こんな人の多いところでまた会えたんだ、運命だろ！」
「...敵わないな」((ﾎﾞｿｯ…
あぁ、本当に適わない。
この坊ちゃんには
「...大我ぼっちゃん、ご無事で何よりです。」
そういうと、途端に笑みを浮かべ嬉しそうにするんだから
大「なぁ！優！」
「失礼、優は本名じゃないので、どうか呼ぶのをお控え頂けますか？」
大「えぇ。じゃあ本名教えてよ。」
「...こうち、�眞詫ジ磧�」
大「�眞蓮��眞呂福�...俺と、友達になってよ！」
ー過去(京本編)終
オマケ
北「...何、こいつ。」
大「お前こそなんだよ。」
北「俺のセリフだし。こーちから離れろよ。」
大「やーだね。」
北「ｯこーち！」
「...まぁ、揉めると思ったけどな笑」
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麗(プロフ) - 裏設定とか公開して欲しいです！！めっちゃ面白そう… (2020年7月3日 0時) (
レス) id: adc805787a (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 楽しく読んでいます。これからも更新お願いします。 (2020年5月8日 22時) (レス) id: 63aab54572 (このIDを非表示/違反報告)
雷 - いつも読まして貰ってます。設定が自分好みで凄い好きです！続き楽しみにしています！頑張ってくださいね〜 (2020年4月22日 21時) (レス) id: fc1dcc2eee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：No.07 | 作成日時：2020年4月13日 1時
