好きですパイセン!!!!!!!【江口拓也】

そのにじゅーいち。 ページ22

in 寝室

江口「俺ソファーで寝るからね？ここ使っていいよ」


『え〜ありがとうございます〜！
ｽﾝｽﾝ…枕めちゃくちゃえぐちさんのにおいする』

ほんとにいい匂いする……すきなにおい。。

江口「やめて！加齢臭とか言わないで！」

『言ってませーん笑
香水のいい匂いします。。』

江口「そ、れはどうも…」

『……えぐちさん』

江口「なに？もう寝なよ…」

『む。つめたっ！知ってましたかえぐちさん』

だめ。こんなの言っちゃだめ。困らせちゃう

江口「なにを？」

ほら江口さんがそんなんだから言っちゃいますよ。。

『……私えぐちさんのこと好きなんですよ。』

江口「……っもー改まってなにさ。俺もだよ」

『っ！江口さんの好きは私の好きとちがいます。。よね』

江口「それはどーかな」

『わ、たしは！先輩としても、役者としても、1人の男性としても。江口さんが好きです……
分かってます。江口さんは多分私の事女子として見てないんだろうなって…だって普通酔っ払った後輩家に入れませんよね…同性じゃない限りは……。今日確信しちゃいました…』

江口「優里…」

『っもー！今名前呼びはずるいですよ！笑
からかわないでください〜』

ほんとにずるいひと。当たって砕けようと思ってた心が揺らぐじゃないですか…

江口「っちが…」

『はぁーあ！なんか言っちゃったらスッキリして酔いもさめたなぁ〜へへへ
すいません！ご迷惑おかけしました…！帰ります！お洋服洗って返しますね！あ。タクシー大丈夫です！拾います笑』

江口「優里」

『あ！返事とか待ってないんで！分かってるから…言わないでください…へへへ〜
自分勝手でごめんなさい…！まだ後輩として絡んでくださるなら現場でお会いした時に声掛けてやってください！じゃあ！』

江口「優里！！…聞いて？」

『っ…はい。』

江口「俺は初めからずっと女の子として扱ってきたつもりだったよ。でも絡みやすいから調子乗っちゃってた。ごめんな。」

『い、いえ！そんな…』

江口「あと、笑って誤魔化そうとしても無駄。バレバレだから」

『っ別に…そんなつもりは。。』

江口「あとただの後輩？ましてや女の子なんてそんなホイホイ家に入れないから。優里だけだから。意味わかる？」

『私バカなんで分かりません…』

江口「ふふ笑そっか。じゃあ1回しか言わないからよーく聞いとけよ？」

『は、い』

江口「優里が好きです。俺と付き合ってもらえませんか？」

・
・

そのにじゅーに。→←そのにじゅー。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す