ホスト『 梵天』へようこそ。

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浴びるように酒を飲んでみんな酔いが回り、明日朝が早いらしいおっさん2人(モッチーと明石)は早々にタクシーで帰り、すでにマイキーくん、たけみっち、春千代くんは爆睡。トイレに行ったっきり帰ってこないココくんとのぞみ。


そんな時隣にいる蘭がぐっと近寄ってきた



蘭｢不良娘さんおれとアフター行かない？｣




『や、大丈夫っす…』




いつもと違う手つきで隣にいる蘭が腰を抱いてきた




竜胆｢いや兄ちゃんより俺とアフター行った方が絶対楽しいよ｣



反対にいる竜胆が肩を抱き、私の顔を手を添えてくる


『や、ほんとに大丈夫だから…』



2人とも酔っ払っているのかいつもより潤んだ目で見つめてくる



酒のせいで熱くなった体がさらに火照る。




蘭｢ははっ♡顔赤くしちゃってかーわいっ♡｣




『ち、違うから！酒で赤いだけだから！てか、のぞみは？』




竜胆｢すでにココと出てったよ。多分お持ち帰りでもされたんだろ｣




だからいなかったのか、と置いてかれた喪失感にちょっと悲しくなりながらだいぶ酔ってたもんなぁと振り返る。




蘭｢じゃあ、俺らの行きつけのバーでも行く？他の奴ら寝てるし｣



竜胆｢Aも行ったことあるでしょ？六本木の｣




まぁ六本木まで行けば家も近いしバーならいいか。




『…いいよ。でもこの制服は着替えるからね。JKがバーなんか行けないし』



蘭｢よし決まり♡じゃあタクシー呼んどくね｣




それからそうそうに着替え、丁寧に畳んでみんなの寝てるソファーに置いておき、寝てるみんなにブランケットをかけた



竜胆｢そんなのしなくてもこいつら大丈夫なのに。Aは優しいな〜｣



『風邪ひいちゃうでしょ。ほら行くよ』




まださっき抱かれた肩と腰がムズムズしているのがバレないように呼んだであろうタクシーに乗り込む。


竜胆｢よし、鍵もかけてきたし、おっさん、六本木の〇〇ってバーまでよろしく｣




｢はいよ｣




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