ホスト『 梵天』へようこそ。

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『ホストっぽいじゃん』




隣できゃーきゃー騒いでるのぞみとは打って変わって友達ノリで兄弟に話しかける



蘭｢いや、ホストやってんだけど笑｣



竜胆｢今日は指名してくれてありがとね♡｣




ブランド物のスーツを身にまとった目の前の兄弟はそれはそれは様になっていた




あとからたけみっちが入ってきて、お酒と灰皿を持ってきた



『あれ、ここってタバコオッケーだったの？』




足を組みなおしながらそれならそうと早く言ってよ〜とポッケからタバコを取り出す



すると蘭はいつもの様に懐からライターを取り出す


蘭｢どーぞ｣



『どーも』



ふぅ、と煙を吐くとたけみっちがジッとこちらを見つめていた



『ん？どうかした？』



武道｢なんか、ホストのお客さんって言うより、危ない仕事してる人見たいっすね笑｣



蘭もさっき私に差し出したライターで自分のタバコに火をつけ煙を吐きながら


蘭｢そう見えちゃうよな〜｣



『残念。ただのアパレル定員です』



のぞみ｢でもほんとに危ないことしてる人に見えるよね。ほら、こんなとこにタトゥーも入れちゃってるし｣




のぞみが私の腕に入ったトライバルのタトゥーを見せた


竜胆｢あと腰にも入ってるよね｣



『うん。蝶々のやつね』




武道｢うおーなんか蘭くんと竜胆くんのでっけー刺青は見慣れてるけど女性は初めてっすね。｣



迫力あってイカついっす！って青い瞳をキラキラさせてるたけみっち



マイキー｢ただいまー三途たちきたよ…ってAタバコ吸ってる！！｣



もう2本目に突入していたタバコを吸いながら扉から入ってくるマイキーの後ろからぞろぞろと派手な髪の人が入ってくる



三途｢おいクソ兄弟共！！自分でシフト入れてるくせに何堂々と遅れてんだよ！！！｣



蘭｢春ちゃんやっほー♡ヤニ切れ？まぁ落ち着けって｣



相変わらずニヤニヤしながら春千代くんを見上げる



九井｢お前らまた喧嘩してんのかよ…ごめんな。俺は九井一。みんなからココって呼ばれてる。よろしく｣



男の割に長めの白い髪をなびかせながら切れ長の目で妖艶な笑みを浮かべるココくん。



そっと、のぞみの隣に座る。



のぞみ｢…まじでイケメンしかいねーなこのホスト｣



ホス狂ののぞみがイケメンしか出てこなくてそろそろ悟り開きそう



マイキー｢じゃあみんなきたし、飲んじゃおっか♡｣



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