大好きなお姉ちゃんはお医者さんPart2

リビング3 ページ26

敦子side



夜ご飯を食べ終わって有華と麻友は仲良くお風呂に行った。
私は彩と2人でお茶碗洗いをしてる。



彩 「 由依遅いな〜。」



敦 「 甘々優ちゃんに絡まれてるんじゃない？」



彩 「 ステーションに預ける言うてたけど、
会いに行ってしまったか・・・(苦笑)」



敦 「 薬を出してる以上、
妹なんだし顔色も気になるでしょ。」



彩 「 そやなぁ｡｡｡
ウチも早く優子と療育したいわー。」



敦 「 家でもいつでもどこでも出来るから。(笑)」



彩 「 そなんやけど。
ずっと陽ちゃんがあの優子と一緒ってずるいやん。」



敦 「 小児科医であり主治医だから。」



彩 「 なんかあったら助けてくれるのも陽ちゃんやし、
一緒に居るんも陽ちゃんやしそら好きになるわ。」



まさかの彩は陽ちゃんに妬いてるらしい。(笑)
療育で一緒に勉強したり体を動かしてる彩も、
歯科医で全然接点のない私からしてみたら羨ましいけど。



──ガチャ､､､



有 「 あがったー。」



麻友 「 でましたぁ・・・♪」



敦 「 おかえりー。さっぱり出来たー？」



麻友 「 ・・・???」



有 「 気持ちよかったよな。(笑)」



麻友 「 たぶん・・・？」



有 「 あったかかったやん。(笑)」



麻友 「 お湯だったー。」



敦 「 何か飲む？」



有 「 もう寝よかって話してたんよ。
んで、今日4人やん。4人で一緒に寝るってどう？」



彩 「 彩ちゃんもあっちゃんもまだ、
全然寝る準備出来てへんで。それでもええの？」



敦 「 そうだよ。これからお風呂に入るし、
洗濯もあるし片付けもしなきゃいけないし。」



一緒の空間で寝るのは全然構わないけど、
先に2人が寝るなら後から寝室に入るかたちになるから、
睡眠の邪魔をしちゃわないかな・・・



有 「 先に寝ててええんやろ？」



麻友 「 有華ちゃんと寝る。」



有 「 お姉ちゃんともやろ？」



麻友 「 寝る。」



敦 「 2人が望むなら・・・そうする？
・・・はい。とりあえずお茶飲みなね。」



有 「 あっちゃんさんきゅ。」



彩 「 2人がええなら・・・
けど、ほんまにうちらは遅なるで？」



有 「 ええよ。寝てたら分からんし。」



麻友 「 うん｡｡｡」



敦 「 じゃあ先に行ってられる？
私たちもなるべく早く寝れるようにするから。」



お風呂が終わってから洗濯機を回したいし・・・
片付けをやって、彩に先にお風呂に入ってもらおう。

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