大好きなお姉ちゃんはお医者さんPart2

寂しがり3 ページ14

莉乃side



泣いてる優子ちゃんをこのまま病室に置いて、
1人っきりにさせる訳にもいかないし、
安全を確保しつつ優子ちゃんと共にステーションに来た。



〜小児ナースステーション〜



莉 「 戻りましたー。」



優 「 ぅゎぁぁぁぁあん､､､ﾋｯｸ・・・ｯｸ､､､」



峯 「 号泣な子を抱っこしてるね〜。これから検査???」



莉 「 ううん。優子ちゃん・・・(苦笑)」



峯 「 優子ちゃんどうしたの。(驚)」



莉 「 1人の病室で起きちゃったみたいで、
お姉ちゃんたちが寂しくて号泣中・・・(苦笑)」



峯 「 ぁぁ､､､陽菜も有華ちゃんも、
みんな由紀ちゃんの方に行っちゃってるもんね｡｡｡」



莉 「 そう｡｡｡優子ちゃんも可哀想だけど、
このままだと何も仕事が出来なくてさ・・・(苦笑)」



自分のデスクについて優子ちゃんを膝の上に乗せた。
コアラかってくらいガッチリと私に抱きついてるから、
離すにも離せないし・・・(汗)



莉 「 どうしようかなぁ・・・(汗)」



峯 「 優子ちゃん〜。おジュース飲む〜？
お菓子もいっぱいあるしおもちゃもあるよ〜。」



莉 「 ・・・(苦笑)」



峯 「 そんなので釣るのか。みたいな顔しないで。」



優 「 ・・・ぅぅ､､､ｯｸ・・・ﾋｯｸ、ぅ・・・
いらだいぃぃ､､､ｯｸ､､､おでぇぇぇぢゃぁぁあ・・・」



莉 「 お姉ちゃんね〜。分かったよ〜。(撫)」



峯 「 何にも釣れないね､､､(苦笑)」



莉 「 優子ちゃんはお嬢だから、
そんな軽い手に乗る育てられ方をしてないんだよ。(苦笑)」



可愛いし末っ子だしきっと甘々に甘やかされて、
存分に可愛がられて育ってるはず、優子ちゃんは。



麻里 「 こんにちは〜。この資料、お願いします。」



莉 「 あっ。麻里子先生っ。ちょうどいい所に！」



麻里 「 莉乃。なに？」



莉 「 見てっ。優子ちゃんが号泣しちゃってるの。(汗)
お姉ちゃんお姉ちゃんって寂しがってて､､､」



優 「 ぅゎぁぁぁぁぁあああん､､､」



麻里 「 あらぁ､､､」



莉 「 優子ちゃん〜。麻里子お姉ちゃんが来てくれたよ〜。」



優 「 まりぢゃぁぁぁあああ・・・」



莉 「 まりちゃんのところに行く???」



優 「 まりぢゃぁぁぁああ・・・！(ｺｸｺｸ)」



麻里 「 優子も寂しかったのよね､､､おいで､､､？(苦笑)」



麻里子先生に向かって力の限り腕を伸ばす優子ちゃん。
その必死さと泣き顔があまりにも可愛かった。(ﾆﾔ)

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