異変のシェアハウス【歌い手】 (ページ10)

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まふまふside

僕は母が嫌いだ。

父は僕が３歳の時に他界した。
他界してから母は僕を殴ったりしてきた。
痛い
そう言っても止めてくれなかった。

あの時小さい女の子がいた。
確か，僕と同じくらいの子が。
その子と母の会話を聞いてた。
こっそりと

話の内容は、
母が怪盗由那だってこと
母の姉が他界したこと
そして何よりが

僕を傷つけてその子の許嫁にする
と言うこと

許嫁なんていらないと思っていた。
すると母はこう言ってた。
「操り人形だから、好きにしなさい」
と

操り人形？
僕が？
それとも彼女が？

わからなかった。
唯一の友人彼方さんに会いたい
ずっと思ってた。

傷つけられる度に僕は彼の名前を呼んでいた。
それに気づいた母は、もっと暴力を振るうようになった。
その後，僕は意識を失った。

耳に聞こえたのは、
パトカーのサイレンの音
誰かが走ってる足音
こちらに近ずいてくる足音
僕の名前を呼ぶ声

僕は病院に運ばれたみたい
目を覚ませば、彼方さんがいた。

時計を見れば、一ヶ月経ってた
彼方さんは
「シェアハウスにきなよ」
と優しく僕の頭を撫でながら言った

僕はシェアハウスに行った

でも、母は来るから、息苦しかった

僕は早く彼女に会いたいと思った

母と一緒にいた彼女ではない

僕の従兄弟の子

最初は一緒にいた。
でも、彼女の母親が他界してから一緒にいることはなかった

でも、僕はいつも思っている

どうやったら________に会えますか？