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#428 ページ41

「(この2人頑固だからなぁ…。こりゃなかなか終わらないぞ…?)」

「良くないんだ!!!もし刺されたらどうする!?」

『刺されないようにすればいいんでしょ!?その為にこの7年間鍛えたんじゃない!!!』

「男の力で掴まれたら一溜りもないだろ!!!」

『あぁうるさい!!!行くったら行くの!!!!私は決めたからね!!』

「絶対に行かせないぞ!!」


中々折れない零に私は5歳くらいの悪口を言った。


『うるさいこの金髪!!!碧眼!!』

「全部Aに当てはまってるね」

「小さいくせに生意気だな!!!」

「降谷にも当てはまることだな」

『零のそば離れないから!!ねぇ、お願い。お兄ちゃん』

「しょうがないな」

「「「「「「ちょっっろ!!!!!」」」」」」

「うるさいぞお前ら。いいか絶対僕のそばを離れるなよ、離れたら肩車して街を回るからな」

「何?警察って街回んの好きなの?」

「いやそんなわけないでしょ!?」


Aが行くとなれば業と学秀も行かない訳には行かない。この2人も戦闘は充分強い。律に道案内を頼んで私達はあるアパートへやってきた。

ぎゅ…っと零と繋がれた手に力が篭もる。


「大丈夫だ。Aには傷1つ負わせたりしない」

『うん!!』


___「君は独りじゃない」


恩師の言葉が脳裏を過った。


.
.
.


航くんと、陣平くんがドアをノックした。


「すみませーん」

「はーい」


その声が聞こえてきた瞬間、零のシャツをきゅ…っと掴んだ。
やっぱり来るのは間違えだったかも…。そう思ったと同時にドアが開いた。


「…よぉ」

「初めましてだなぁ?」


悪い顔をした陣平くんを見て、思わずどっちが警察官だっけ…?と混乱してしまった。逃げようとする男を捕まえたのは航くん。痛そうな音がアパートに響いた。

パトカーの音が聞こえてきて、研二くんが呼んだのかと納得した。ヒロくんが私達に話しかけた。


「さて、俺等はここにいるとやばいから家に戻ろうか」

「なんも出番なかったねー?」

「警察が5人もいるんだから中学生が出る幕なんてあるわけないだろ」

「それもそうだな」

『確かに〜』


私達の強い大人たちは限りなく頼りになる警察官だった。

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ゆあ(プロフ) - EOniさん» コメントありがとうございます!コナン編作成まで暫くお待ちください! (4月23日 23時) (レス) id: e604285060 (このIDを非表示/違反報告)
EOni(プロフ) - 凄い気になる最後でした!暗殺教室編お疲れ様です。コナン編も頑張って下さい! (4月23日 7時) (レス) @page50 id: 935574fa3d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆあ | 作成日時:2023年7月14日 9時

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