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#426 ページ38

警察学校組が揃ってる。ん…?なぜに?

首を傾げつつ皆の元に近づいていく。机の上にある白い封筒の近くに散らばる私が写った写真が目に入り、思わず目を見開いた。


『…れ、い…』

「Aか、おかえり」

『た、ただいま…?』


その写真の中に写る私は、カメラを見ておらず明らかに盗撮ということが分かる。


「今日の写真もある」


そう言いながら一枚の写真を学秀が見せてきた。それは殺せんせーの事を話している写真で、事態の深刻さを感じた。


『…一体、誰が…こんな事…』

「これを見てくれ」

「ちょ、ゼロ。さすがにそれをAちゃんに見せるのは…」

『…何、?』


零から見せられた紙を見た瞬間、血の気が引いた。


【7年前からずっと、Aちゃんは僕の物だよ】


7年前の忌まわしい記憶が蘇り、紙を持つ手が震える。私の様子を見ていた業が私の肩を抱き寄せた。


「A、今日撮られたという写真入りの手紙がポストに入っていた。この重大さが分かるな?」

『う、うん…』

「しばらく、僕が借りてる部屋に住むことになった。急いで荷物をまとめるんだ」

『わ、分かった!』

「僕も手伝う」


零にそう言われて、私は強く頷いた。零が私の部屋のドアを開けた瞬間、息を飲んだのがわかる。


『どうした…の…ッ、ひ、!?』


洋服や下着、中学で使っていた教科書やら、様々なものが荒らされていた。その瞬間、視界が暗転してそのまま零へと倒れ込んだ。


「A!!!!」


気を失う前に見たのは、零の焦った顔だった。



.
.
.

「A!!!!」


2階からの零の叫び声に、その場の全員が反応した。ドタドタと全員で2階へ駆け上ると気を失ったAとそれを抱き抱える零の姿があった。


「写真だけじゃない。侵入(はい)っていたんだ」

「Aちゃん…」


事実を受け止めきれなくなったのだろう、その場に眠るAの頭を業が優しく撫でた。


「もしかしたら、ここも盗聴されているかもしれない」

「いえ、その心配はございません!!!」


律の声が廊下に響いた。


「事態を聞き付けて、Aさんのスマホから調べさせて頂きましたが、盗聴器の反応はありませんでした」

「…律、」

「降谷さんから貰った画像の男を探しましたが、公共の監視カメラにも写っておりませんでした」

「…そうか。もしかしたら変装しているのかもしれない。この家の防犯カメラから奴を辿れるか」

「お任せ下さい!!」

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ゆあ(プロフ) - EOniさん» コメントありがとうございます!コナン編作成まで暫くお待ちください! (4月23日 23時) (レス) id: e604285060 (このIDを非表示/違反報告)
EOni(プロフ) - 凄い気になる最後でした!暗殺教室編お疲れ様です。コナン編も頑張って下さい! (4月23日 7時) (レス) @page50 id: 935574fa3d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆあ | 作成日時:2023年7月14日 9時

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