検索窓
今日:8 hit、昨日:65 hit、合計:47,275 hit

#418 ページ30

というかそこら辺は、前世で見た気がするな…。
確か、ネイルアートされたり可愛いエプロンなんか着させられちゃったんじゃなかったっけ。



『なんで崖から飛び降りたの?』

「ん?あぁ、「命をかけて生徒を守る人」なら生徒が飛び降りたら絶対に助けに来るでしょ?助けに来れば救出前に撃たれて死ぬし、見殺しにすれば先生としての殺せんせーは死ぬでしょ」

『なるほど…?』

「それで納得するのか、降谷…」


呆れるような瀬尾くんの声が聞こえてきたけど、無視しよう。


「ま、結局木々の間に蜘蛛の巣みたいに触手でネット張られて助かるんだけどね。その時言われたんだよ、「見捨てるって選択肢はないからいつでも信じて飛び降りて」ってね」

「良い先生だな」


学秀の言葉に私達は頷いた。
あんな良い先生は、もう2度と巡り合わないだろうな。


.
.
.

「で、確か次がビッチ先生だよね?」

「…ビッチ先生?」

「すげぇ名前だな」

「あぁ、写真で見た女性か?」

『そうそう。この集合写真の殺せんせーの隣にいる女の人だよ』


学秀の問いかけに答えながら、他の4人にわかるように卒アルの写真に写るイリーナ先生を指さした。


「…!美人じゃないか」

「その教師、普通の教師ではなさそうだな」

「大正解。ビッチ先生は世界でも1、2を争うハニートラップ専門の殺し屋だよ」


業の言葉に隣にいた学秀が私の両肩を掴んだ。


「ま、まさかA。この先生からハニートラップなんて教わってないだろうな!?!?」

『え、えーと…うーん。えへ、?』

「余計な虫がつくだろ!」

『学秀!?落ち着いて!?』


私の肩を力強く握る学秀の手を業が離すように仕向けた。


「俺がちゃんと見てるから大丈夫だよ、浅野くん」

「フン、ならいいが…」

『私、人にハニートラップなんてやった事ないんだけど!?』

「Aちゃんの場合は、無自覚だから尚更タチが悪いんだよ」

『ええ!?榊原くん!?私、ディスられてる?』

「降谷宛のラブレターを何通貰ったことか…」


荒木くんが遠い目をし始めた。え、そんなに貰ってたの?私1枚も貰ってないんだけど…?というか聞いてないんだけど?


「ま、男には色々あるんだ。降谷」


と、小山くんに宥められた。よく分からないけど、あんまり追及しない方がいい感じかな、!?!?


「ハニートラップは、殺せんせーにも効いたのか?」


話を戻すように瀬尾くんが私たちに問いかけた。

#419→←#417



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (125 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
563人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆあ(プロフ) - EOniさん» コメントありがとうございます!コナン編作成まで暫くお待ちください! (4月23日 23時) (レス) id: e604285060 (このIDを非表示/違反報告)
EOni(プロフ) - 凄い気になる最後でした!暗殺教室編お疲れ様です。コナン編も頑張って下さい! (4月23日 7時) (レス) @page50 id: 935574fa3d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆあ | 作成日時:2023年7月14日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。